不惑にして漢字を学ぶ〜漢検日記①
最近「学ぶこと」について、お話をきく機会が多くなってきた。
占いでも「そろそろ学びたい欲出てるでしょ?」と言われて、あーたしかにと…。
まぐろが回遊するように、生物が呼吸をするように、わたしは学び続けたいんだよなーと思う。強迫観念的なところはないけれど…、「ひまだなー、勉強するかー」くらいはある…。(本職について学べと言われたらぐぅの音も出ない…)
というわけで、漢検の勉強と、ITパスポートの勉強を始めた。なんにしようかなーと迷ったんだけど、
<条件としたもの>
・今まで学んだことの延長線にあるといいな
→これまでの学びを総括するというか…
・あと、気軽にできるのがいいなー。
<候補として上がったが惜しくも今回はご縁がなかったもの>
・危険物取扱者免許あれこれ
→おもしろそうだけど、時間がかかりすぎる気がする。
・英検・TOEIC…英語は苦手です〜完〜
・数学検定
→そういう気分じゃなかった
そんな紆余曲折を経て、選ばれたのは、漢字検定とITパスポートでした。
漢字検定は2級かなーとも思ったのだけれれど、問題集見たら、あっさり行き過ぎるので面白くないな〜(←失礼)と。
なので、思い切って準1級いくかーと。(というか、2級と準1級のあいだって、大きな違いがないかい!?ほんとにわかんない字がたくさんあるんだけど…)
受験は、年に3回あるらしいので、とりあえず秋(10月)を狙っていければなーと。
で、前置きが長くなったけれど、漢検の勉強していたら、いろいろおもしろいことがわかってきたので、少しずつアウトプットしていこうというのがこのシリーズです。毎回500字〜800字くらいにさらっと収められればいいなーなんて思っています。そして、絶対に変換できない漢字が出てくると思うので、それも楽しみ笑(楽しいと大変は両立する)
「稗」は卑しいのか、卑しくないのか?
読みの学習で「稗(ひえ・ハイ)」っていう字が何度か連続して出てきた。
「稗史(ハイシ)」…民間の言い伝え、自分たちの歴史みたいな意味
「稗官(ハイカン)」…昔の中国で、世情とか風俗を記述した役人さん
「稗かい(こまかい)」…訓読み
基本的に「卑」が意味(音符)になる文字って、「卑しい(いやしい)」っていう意味がくっついてくるから、ネガティブな文字なのかなーと思っていたら、上の用例見る限り「そんなことなくない?」と。「こまかい」とか、めっちゃいいじゃんと思った。
でも、これが辞書引いてみるとまた違っていて、「はいかん」にも「低い官職・小役人」なんて意味がついてくる@広辞苑
じゃあ、世の中の記録をする人の役割は低かったの!?それは失礼じゃないか!?
とはいえ、これは予想なのだけれど、そういう役割の人って、直接偉い人にそういうまとめ(日本で言うと風土記みたいなものか?)を渡すわけだから、自分が遜る(へりくだる←こちらも配当された読み)ために、そういう言葉になっちゃったのかなと思う。
ということで、結論は、卑しくないけど、遜るときに使う言葉なんだろうなと。
「そりゃそうだけど」な読み〜謬見
こちらも読みの学習で出てきたことば。「謬」は、「誤謬」とかにでてくるから、「びゅう…」で音読み(そういう指定がある)だから、「謬見」の読みは、「びゅうけん…?」
そんな、駅の切符売り場みたいな読み方ではさすがにないでしょ?
だから答えは「ゆうけん」だ!!
と思って答えたら「びゅうけん」でした。
勝手に読み方変えてはいけないみたい。
あ、ちなみに意味は「間違った意見や考え」です。
やっぱり漢字を学ぶのっておもしろいなぁ。と思う。文字と対話してる感じがするんだよねー。たぶん不定期になるだろうけれど、次回更新をお楽しみに。
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