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すべて報われた気がした。

今日、とってもうれしい知らせが舞い込んできました。

わたしもマムズラボのメンバーとして商品企画の段階から携わっていた、「ハローエンジェル レインコート」が、2018年度のグッドデザイン賞を受賞したそうです!!!

おめでとうございます!!!!!


▼マムズラボ代表・佐藤のfacebookより

撮影には参加できなかったけど…

わたしは楽天の販売ページの文面作成も担当したのですが、実は同行する予定だった撮影の前日に、お腹にいた赤ちゃんの心臓が止まっていることが判明。急遽入院することになり、撮影当日は分娩(後期流産)で参加することができませんでした……。

分娩台で陣痛に耐えている間、プロジェクトに参加している皆さんのやりとりを、スマホでボーッと見ていたわたし。悲しみに襲われてあまり頭が回らない中、(撮影は行けなかったし、ライティングも担当できないなぁ……)とぼんやり考えていました。

まあ正直、当時は「もう仕事どころじゃない」って感じでしたけどね。波のように寄せては返す悲しみで、何度も何度も涙を流し、心も体もズタボロでした。


でも、しばらく経ったある日、「できることなら、やっぱりレインコートの文面作成をお願いしたい」と担当の人から連絡をもらったんです。まあ他にすぐ動ける人が見つからなかったのかもしれませんが……(笑)。じぶんが誰かに必要とされているという事実が、単純にうれしかったなぁ。

まだ仕事を再開していなかった時期でしたが、せっかく2度目のオファーをいただいたからということで、リハビリがてら(?)やらせていただくことにしました。


そうして、わたしの中では大きな悲しみを乗り越えていくさなかに取り組んでいた仕事が、このレインコートの販売ページでした。

だからでしょうか。今回のグッドデザイン賞受賞のニュースを聞いて、うれしかったと同時に、なんだかすべてが報われたような気持ちになりました。


もうすぐ流産から8ヶ月。
傷は癒えたといえば癒えたし、残っているといえば残っている。
そんな状態です。

でも、今回のうれしい知らせを聞いて、一区切りついた気分。
この10月からは編集者として新しい仕事も引き受けているので、気持ちも新たに頑張っていこうと思います。



ここまでお読みいただきありがとうございます!普段はクライアントワークが多いので、自分の感性や気持ちと向き合い、表現する場としてnoteを活用したいと思っています。サポートいただいた分は、子どものおやつかオムツに変身するかもしれません(笑)。