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Roninさん提案:赤磐に高校を作るなら


Roninさん作っていただいたプランです。コメントから記事に体裁を整えたり、データを一部追加してまとめました。ありがとうございます。

「赤磐の教育を考える会」からご丁寧な言葉をいただき、昔取った杵柄で、現状を整理し、高校創立の可能性を次で検討してみました。
 ただ、プロジェクト策定時に必須の、現場調査・関係者の意識調査等必要事項は無視し、インターネットのみの情報で、取りまとめています。
 したがって、誤差の範囲を超え、全く関係のない方向に有るかもしれません。
 また、皆様の検討済みの内容かも知れません。
 一読願えれば幸せです。

1 結 論(高校を創設する場合の条件)


(1) 組織:中高一貫校
(2) 学力レベル:東大・京大を目指す、最低でも国大入学
(3) クラス規模:2クラス(60名程度) 
(4) 生活:全寮制(市の補助で廉価)

2 前項の結論に至った理由


(1) 組織:中高一貫校
  ① e-Stat(政府統計ポータルサイト)の2018年度データ

   統計名:社会・人口統計体系 都道府県データ 社会生活統計指標

で「岡山県」の10万人当りの中学校(12~14歳)は「≒302校」、高等学校(15~17歳)は「≒150校」 と成っています。

 ② JMAP(地域医療情報システム

http://jmap.jp/cities/detail/city/33213


赤磐市の2020予想人口で、
   ● 0~14歳「5,714人(単位年 5,714/15≒381人)[12~14歳 381*3=1,143人]
   〇 15~39歳「9,308人(単位年 9,308/25≒372人)[15~17歳 372*3=1,116人]

③ 中学校の数量計算(①と②の合算)
   ● ①の12~14歳の10万人当りの校数 302校 
   ● ②の12~14歳 1,143人     
   ● 赤磐市の許容中学校数
     1,143/100,000*302≒4校(一位、切上げ)[実際数:5校]

④ 高等学校の数量計算(①と②の合算)
  〇 ①の15~17歳の10万人当りの校数 150校 
  〇 ②の15~17歳 1,116人     
  〇 赤磐市の許容高校数
   1,116/100,000*150≒2校(一位、切上げ)[実際数:0校] 

 ⑤ この号のまとめ
   前号のとおり、岡山県の学校設置状況では、赤磐市に「2校の高校」を設置できるキャパシティがある。
   しかし、平成19年に備作高校を廃止している。
   この理由を知る立場にないが、想像として
   〇 瀬戸・和気閑谷の各高校が近傍に有り又岡山市・津山市にも通学できる
   〇 学力レベルも瀬戸・和気閑谷の各高校に近い   
   〇 将来性又は伝統が瀬戸・和気閑谷の各高校が勝っていたとの篩で備作高校が廃止されたと想像します。
    すなわち、岡山県からすると「廃止し易い」状況に有ったと考えられることから、創設の学校は、次号の中高一貫校にして、特色のある校風を作る必要を感じました。

なお、岡山県では、現在5校が中高一貫校と成っていますが、岡山県東部(美作市・久米郡・備前市等)は空白と成っています。
   したがって、現状5校の中学校を発展解消、中高一貫校創設が良いと考えます。

(2) 学力レベル:東大・京大を目指す、最低でも国大入学
  ① 高い学力レベルの必要性
   現状の少子化で一番影響を受けるのは私学と考え、私学(岡山県内)のカリキュラムを見てみました。
   結果、ほぼ全校が「特進クラス」を取り入れていました。
   このことから、保護者は、大学受験に有利な「高い教育」を望んでいると考えます。

データー補足:岡山県教育委員会のアンケートを補足として追加いたします。

https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/595109_4946299_misc.pdf

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 ② この号のまとめ
  昇会長・赤磐の教育を考える会の皆さんが考える構想と、小生案は大きく方向が違うと思いますが、高校(学園)を創設しようとすれば、インパクトの有る提案が必要かと思います。


広島県では、離島の「大崎上島」に授業は原則英語で行う「広島叡智学園」を昨年度から開講しています。

https://higa-s.jp/


  この様な学び舎が岡山県にも必要かと思います。

(3) クラス規模:2クラス(60名程度) 
   前号②で説明の「広島叡智学園」は定員40名です。
   少数精鋭を求めれば、最大でも2クラス60名かと思います。
  
(4) 生活:全寮制(市の補助で廉価)
  赤磐市の平成30年度財政は、収入215億円・支出199億円・市債205億円と、真っ当な経営と思います。
  数億の追加支出に耐える体力があると想います。
  先説明の「広島叡智学園」は全寮制で、「生徒は月5~6万円」を負担しています。
  これを市が部分負担をし、更に廉価にすれば、県内を含む全国から入学希望者が来ると思います。

3 まとめ


  今回、赤磐市に高校を創設するとした場合の条件を小職の思いで取りまとめました。
  結果は、岡山白陵高校と双璧又はそれ以上の学芸を教える中高一貫校の新設でした。
  創設の中高一貫校は、門戸を全国に開き、岡山白陵高校以上に国際社会で活躍できる人材を育てるとし、「広島叡智学園」をモデルとした学園を押してみました。
  本案は、赤磐市住民の直接的効果は少ないと思いますが、赤磐市は、岡山白陵高校と共に高い学芸を教える学園の所在地として有名になると思います。
  開成高校「荒川区」、灘高校「神戸市」、鶴丸高校「鹿児島市」と同じく、直ぐに思いつく地名に成ると想います。
 このネームバリューを生かした宣伝で、果実等の販売促進が期待できます。

4.概算予算

このため、概算を以下に取りまとめてみました。
 条件等は次ページのとおりですが、本条件で「新設」した場合の総額は15億円です。

 取りあえずの「丼ぶり」としては使用可能かと思います。
 (既設の中学校等を改修する場合は、大きく金額が違います。)

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