2020最後に、ささいな現実を引き寄せた

こんにちは。あきづきです。
ずっと、スノーボードざんまいで20-30代を過ごしてきたこともあり、
秋から冬への変化にはかなり敏感です。

最近は冬が短くなった

私の若いころは、関東のスキー場で一番早いところは10月下旬にオープンしていたのに、今や、年末に開けばいいかどうかというところ・・・
年々、スキーシーズンが短くなっていくのは、雪山好きにとってはとても切ないものです。

都会にいても、冬の短さを感じることは多くて、とくに、街の街路樹のイチョウの葉が色付くのも以前より遅いし、12月に入って赤や黄色い葉っぱが残っていて、まだ秋の名残があるのもひと昔前とは違います。

そんな訳で、昨日(12月30日)も、昼過ぎに外出した私は家の前の道路の両側のイチョウ並木を眺め、横にいた家族に「年越しになってまだイチョウの葉っぱがこんなに残ってる。あったかいし本当に冬じゃないみたい」と道すがらボヤいていたのでした。
ちなみに、そのイチョウ並木は駅までずっと続いています。

ところが事件は起きた

その日の夕方、都心のショッピング施設で買い物をして建物の外にでるとなぜか台風並みの暴風が吹き荒れていました。てっきりビル風のようなものかな?と思ったのですが、東京の多くで同じような天気だったらしく、電車まで一部止まっていました。

地元の駅に帰っても強風は続いており、、、

出かける時にあんなに黄色かった並木道のイチョウに異変が!

何と、ほとんど枝だけの状態になっていて、「最後の一葉」のごとく葉っぱがひらひらついているだけの寂しい姿に。
歩道にはイチョウのじゅうたんができていました。

木によっては風が当たらないのか、まだ姿を保っているものもあったのですが、風は夜も吹き続けたため本日( 大晦日)になってみると、見事なまでに全ての木の枝から葉っぱがなくなっていました。

はて、これは・・・

私が昨日、「年の暮れの街の景色というのはこうである」と思ったそのままに、たった一晩で様変わりしたのです。
そもそも、都心なのでめったに強風なんて吹かないのに・・・

もう一つの予感も当たった

さらにびっくりしたことが。
実は、この日出かける前に大掃除をし、キッチンのマット(細長いやつ)を洗ってベランダに干しました。いつもなら物干し竿に干すんですが、早く乾かして使いたかったので、余計に日の当たるベランダの柵に移し変えました。
その時思ったのは、
「洗濯バサミで止めなきゃ・・・でも、部屋の中から取ってこなきゃ。
今日は晴れてて風もないし、マット重くて細長いし問題ないよね」
で、そのまま柵に乗せて出かけてしまったのでした。

その結果は、例の強風が吹き、帰ってみるとマットは跡形もなく・・・
どんどん冷えてくる空気の中、サンダルで住んでいるマンションの周りをウロウロすることに。

救われたのは、誰かがマットを拾ってくれて路上駐車されている自転車のカゴに、入れてくれたこと。下町の人は本当にやさしいです。

でも、そこじゃないんですよね。
「もしかして」と一瞬思ったことが、大体当たる人生なのです。
仕事でもそうで、
「あの書類、チェックしないで出したけど、、、大体、大丈夫だよね」と何か気になったことは、大体マズイことになります。いっぽうで、「この人といい感じになるかも」的な予感は当たった試しがないので、私の「現実を引き寄せる」は主にマイナス方向に発動しているのだと思います。

本能がチカッ、とした時は、面倒でも対処しておいた方がいいとき。
課題は繰り返しやってくるといいます。
また、思い知ってしまった2020年最後の小さい事件でした。

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