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clubhouse1週間の観察日記。


clubhouse(クラハと呼ぶみたい)に招待してもらって1週間、気づいたら初心者のアイコンにつくクラッカーのマークがなくなっていました。
「ようこそ!」っていう意味だったらしいです。

立ち上げられる音声イベントをルームと呼びますが、

あるルームに入ったときに、モデレーターさん(ルームにおいて権限を持つ人)が「初心者の方からなるべくお話をしてもらうようにしますね」と言っていて、

なかなか振られないなあ、、、と思って自分のアイコンをよく見たらクラッカーが外れていたんですよね。

なんか、感慨深いです。。。
(まだ一週間だけど)

・・・・・・・・・・・・・・
この1週間は、色んな「ルーム」をマグロのように回遊していました。

色んなジャンルのルームがあって、基本、どこのルームにも入って行ける。
たまに、「え、ホンモノ?」っていうような有名人のルームに遭遇できたりもします。

そんなかんじでドキドキしながらグルグルしていて、大体、ユーザーさん達がどういう形で利用しているのかわかってきました。

ルームはこんな感じに分かれている

大体四層くらいにカテゴリ分けできそうです。

1. 決まったテーマがあって、それに興味を持った人たちが参加して、純粋に情報を共有しあう部屋

2. 有名人や著名人がモデレーターで、無数のオーディエンスが彼らを崇めながら話を聞く部屋

3. エバンジェリスト的な人が中にいて、初心者向けにクラブハウスの使い方を教えてくれるありがたい部屋

4. インスタやツイッターへのアクセス&フォロワーを増やすのが目的な部屋。無言でフォローだけし合いましょう、みたいのが多い。

私は、最初こそ、フォロワーを増やすためにそれこそ24時間あいてるコンビニのような、誰でもを受け入れてくれるルームに何時間も停留してみたりしました。

でもそのうち、我にかえりました。 
(鬼滅の刃第9巻の我妻善逸のように)
ルームで配信する予定もないのに、フォロワーだけ増やしてどうすんだ、と。


何時間もルームに入っていれば、自分のプロフィール(クラブハウスではbioといいます)を見てくれた人からぽちぽちフォローされます。

「お帰りなさいのおふとん部屋」みたいなルームも結構あって、ログインさえしていれば、自分が寝ていても朝見てみるとフォロワー増えてたりします。

そうやってフォロワーを増やす(インスタも同時フォローしてほしい)目的の方が今は目立つかな。始めてから寝てないです、みたいなコメントをする人もいるあたり、今初めている人はアクセル踏み気味で参加してるかんじです。

個人的には、仕事のお客さんで知った方がゴロゴロいます。
さすがアーリーアダプター(※)です。
※参考:
https://www.macromill.com/research-words/early-adopters.html

ギバーとテイカーがわかりやすい


色々なルームに入って、そこにいるユーザーさん達と交流しているうちに、
私の頭に浮かんだのは

「ギバー、マッチャー、テイカー」という言葉です。

2014年に出版されたアダム・グラントさんの著書
「GIVE&TAKE〜与える人が成功する時代」
という本の中で提唱されているもの。

私の解釈も混じってしまうのですが、
<ギバー>
人に有益なものを与えられる人。
受け取るよりも与えようとする人。

<テイカー>
いわゆるクレクレな人。
より多くを他人から得ようとする人。
(セミナーとかで、質問多いけど自分は共有しない人、称賛を欲しがる人、結構多いです・・・)

<マッチャー>
そんなにクレクレではないけど、
与えもしない人。良くも悪くも影響力の少ない人。

さらにその上に、トップギバーといわれる人がいるのですが、そのあたりになると社会的にも成功している人が多いです。

ルームに当てはめてみると

・ギバーな人は、積極的にルームを立ち上げて、モデレーターを務め、公平に話をふったり、時に自分の思いをシェアすることで、うまく場を回して支持を得ている印象。

・マッチャーは、ルームに入ったらそこにある情報を得ようとする代わりに、自分でも発言して情報共有してくれる人。

・テイカーは、フォロワー増やすことが主目的で、アイコンやプロフに年が入っていて、目立ちます。ルームでは質問したり自己紹介もするん
ですけど、流れに逆らって、「すみません、ちょっといいですか?」とその時に自分が聞きたいことを聞いたりします。(そうでないアイコン目立つ人、
大変すみません・・・)

私はマッチャーかも・・・入ったルームが真剣に何かのテーマを扱っていれば、自分にできる情報提供をしたいな、でもルーム立ち上げる勇気なんかはないってタイプです。


声だけだから本質が伝わる


SNSって、作った自分を見せようとしてもわりと本質が伝わるだと思っています。クラブハウスは声だけでのコミュニケーションなので、インスタやYouTubeよりそれが如実な気がします。

急がなくても大丈夫だと思う

ともかく周りでは、クラブハウスを知らない人はいないくらい、みんな前のめり気味に使い始めていますが、慎重な姿勢の人もたまにいます。

私が知っているスピーチの先生は、「楽しくてはまり過ぎて家族との関係が悪化しそうだから」様子を見る、と言っていました。
話し方のプロにしてみたら、Clubhouseみたいな声だけのアプリはまさに自分のフィールド。

先生いわく、すぐ始めない理由はもう一つあって、Facebookもだいぶ後発組だったけど、なんの支障もなかったから、とのこと。

そりゃそうですね。。。

ということで、やらない人の意見も聞いて、あとはそもそもアプリが開発されたアメリカでは全然はやってない、というのも聞いて、大体わかった気になったので、もういっそアカウントを削除しようかと考えたのですが、

次いつ招待してもらえるかわからないし、普通だったら接点なくて存在も
知らなかったような仕事をしている人の話が聞けたりするのも事実です。

クラブハウスが今後noteみたいなビジネスモデルになっていくんじゃないか?
そんな見解をしている人もいますね。

以上、マーケティング会社の一人事務職でSNS音痴なあきづきでした。


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