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りりちゃん白書

頂き女子 りりちゃん をご存知ですか?
ここ連日の報道で、
初めてこの名前を耳にした人も多いと思う。

簡単にいうと
おぢから現金計約1億5500万円をだましとり、
懲役9年・罰金800万円の判決を言い渡された
"犯罪者”である。

わしがりりちゃんの存在を初めて知ったのは
2021年の7月。
配信王コレコレさんの動画で
取り上げられたのがきっかけ。

この時から既に、犯罪性を指摘されており、
今回の逮捕〜判決までの
大きなきっかけになった動画に間違いないが、
わしはこの動画を見てから、
しっかり りりちゃんのファンになった。
りりちゃんがしたことが犯罪なことは
理解した上で言うけど
りりちゃんはわしの推しである。

この時点である意味わしも
りりちゃんの言動に翻弄されている。
自分がおぢさんでなくて本当によかったと思う。

りりちゃんが逮捕されてからSNS上では
「やっと逮捕された」と
しっかり犯罪者として扱う側と
「一瞬でもおいしい思いしたおぢもいるじゃん」と
犯罪者であっても、この判決はやりすぎでは?と
やや援護する側と分かれて、
この事件と何の関係もない人が
ネットバトルを連日繰り広げている。

言うまでもなく、わしはゴリゴリの援護側だし、
ここまで他人の興味を惹きつけ、巻き込む時点で
良くも悪くもりりちゃんが
人間として興味深いことは間違いない。

りりちゃんがおぢにしてきた
お金のための言動は
結果詐欺となってしまったが、
少なくとも、詐欺と確証されるまでは、
おぢはかなり甘い蜜を吸っていたわけである。

1人寂しく、夢も希望もない人生。
一瞬でも若い女の子と楽しい時間を過ごせただけ
儲け物ではなかろうか。

人を騙すのは、そりゃあ良くないけれど、
40にも50にもなって、娘ほど歳が離れた女と、
本気で恋愛ができると思っているおぢの
頭の中のほうが相当ヤバいと思う。
あげく被害者として
(被害者なことには変わりないけど)
テレビ番組やニュースのインタビューに
恥ずかしげも無く答えているが、
何十年も生きてきたのに
金を積まないとまともな恋愛ごっこもできない
自分の人間性に多少の危機感は抱かないのか。

わしはインタビューに答える
おぢ達の言動を見ていると
どことなく被害者としての意識が
薄いように思う。
インタビューに答えたり、
間接的でもりりちゃんと接点を持つことで
"俺はだまされてない" "俺はりりちゃんと対等"と
思い込ませているように見えてくる。

むしろ、1人寂しく、夢も希望もない人生で
世間を賑わす
頂き女子 りりちゃんの被害者として生きること
目的となっているようにも思える。

多分ほとぼりが覚めた頃に
「それは大変だったね、
 私はそんな女とは違うよ」とか言って近寄れば
また騙せると思う。

というか、正直、その年齢まで1人で
まともな恋愛もできずに生きてきたのなら、
金銭の要求を介してでも
女の子と連絡を取れて恋愛ごっこができるだけ
まだマシじゃない?

死ぬ時の思い出
1個増えてんじゃん。

最低で辛辣だとは思うけど、
大人しく
「自分にはお金しかない」と言えるおぢの方が
人間性を見ようと思えるし、
大した中身も持ち合わせていないのに
「金じゃなくて中身を見てほしい」と言うおぢは
その発言が既にダル過ぎて、
その時点で 金もない面白くない奴 となって
一切の興味が無くなってしまう
女の子の方が多いと思う。

と、ここまで散々おぢをコケにしてきましたが、
わしがりりちゃんを推している理由は
もう1つあります。

それは、りりちゃんがしごでき女すぎること。

詐欺をしごできと言っちゃうのは
良くないことは承知ですが
頂き女子のマニュアル作成〜販売や
おぢへの接し方、
人の心を容易にコントロールする分析力、
これらを25歳の女の子が1人でやっていたのは
シンプルにすごいと思う。

マニュアルなんて大抵の人が
作るのをめんどくさがるものだし
いくらおぢがバカでも人をだますのは難しいので
かなり頭がキレる人であることは間違いない。

それは逮捕されてからも変わらずで
獄中日記を通してまた新たなファンを増やし
日記の内容が本当ならば、
拘留されている男達から
たくさんの手紙が来ているらしい。

そんな獄中日記を見て
おぢ達はヤキモキしてるんやろうね。

ただ、その獄中日記で
1つだけ気になるところがある。

判決前に書かれた日記で
りりちゃんは自ら望んで鈍感なフリをしていること
判決が怖い自覚はあるが、
それがどこか他人事と取れる内容が書いてある。

りりちゃんは幼少期の家庭環境に問題があった
いわゆる毒親育ちであることが
度々報道されているが、
人生で辛いことが起こり過ぎて
自分の身に起こることが
どこか他人事のようになる感覚はとてもわかる。

わしも過度なストレスがかかると
ストレスをストレスと認識する前に
なんかやばーい!笑 と謎のノリがはじまるし、
さらに負荷がかかってくると
自分の中から自分が幽体離脱して
もう1人の自分がストレスの渦中にいる自分を
俯瞰しているような感覚に陥る。

しかも渦中の自分を俯瞰する自分は
かなり冷酷で他人事である。

おそらく、そんな
どことなく似ているようなところも含めて
わしはりりちゃんから目を逸らすことができず、
犯罪者であっても、りりちゃんのことを、
推しと言ってしまうんだろう。

今回の判決にりりちゃんの弁護側は
不服として控訴しているらしい。

今後の動向もしっかりチェックしていこっと。

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