文化芸術活動への緊急総合支援パッケージ。簡単な審査や手続きでフリーランスの歌手、役者、スタッフなどに活動費20万円程度支援

政府の「文化芸術活動への緊急総合支援パッケージ」

文化芸術関係者に対する支援情報窓口(文化庁)

詳しい詳細が6/23に発表されました↓

申請開始は間もなくみたいですが、まずざっくりいうと簡単な審査や手続きでフリーランスの歌手、役者、スタッフなどに活動費20万円程度支援!

対象となる方は受けたい支援ですね、今回はこの個人が受けれる20万円支援についてのみまとめていこうと思います。

対象

・個人(フリーランスの実演家、技術スタッフ等)

対象となる条件

抜粋してますので詳細はこちらを

・個人については、プロの実演家、技術スタッフ等であることを求める。
(個人)統括団体からの事前確認証 又は事業収入証明書+活動歴

以上を踏まえ、下記の分野が対象範囲となることが想定される。
・音楽、演劇、舞踊、映画、アニメーション及びコンピュータその他の電子機器等を利用した芸術、
雅楽、能楽、文楽、歌舞伎、組踊、講談、落語、浪曲、漫談、漫才、歌唱
また、下記の分野についても、個展の開催や対局の公開で収入を得るなど、①②③を満たす場合は対象となる。
・美術、写真、茶道、華道、書道、囲碁、将棋

募集案内の骨子案
※なお、サーカス、大道芸、DJなど従来の文化庁事業で必ずしも明示していなかったものも、対象となりうることを想定。

-個人的に気になる点『こちらは確定申告してかつ開業届を出している事業者向けなのかどうか、もしくはプロという証明ができれば開業届出してない人でも大丈夫かどうかですね』

対象となる取組

抜粋してますので詳細はこちらを→https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/sonota_oshirase/pdf/202006231400_02.pdf

(1)以下の活動を含む「活動計画」の実施に必要な経費を支援
① 国内外の観客、参加者等の回復・開拓
・ 過去の公演の動画配信 ・ 活動実績をまとめた冊子の作成、配布 ・ CMやPR動画等の制作、配信 ・ チラシの作成、配布 等


② 活動の継続・再開のための公演・制作方法等の検討・準備・実施
・技芸の研鑽のための自主稽古 ・技能向上を目的としたリサーチ ・技能に関係する資格取得
・活動再開のトライアル公演 ・ 動画配信サイト等を通じた無観客等公演 ・ インターネットを活用した技芸の研鑽のための共同稽古
・会員向け相談窓口の設置、HPの開設等 等


③ 雇用契約の明文化等の経営・ガバナンスの近代化
・雇用契約案の作成、電子化 ・会計処理に関する講習会の参加 ・会計システムの近代化
・行政手続き等に係る書類作成のノウハウ習得 等


(2)(1)の取組と併せて行う、業種ごとの新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに即した取組
・感染症対応のための研修会 ・感染症対応に配慮した作品、演出の企画・検討
・公演実施に係るマニュアルの作成 ・ 感染症対応のトライアル公演 ・消毒その他の感染症対応のための取組 等
※1 教室の運営に係る経費は、文化芸術の公演・制作に直接携わる個人が主催する場合で、かつ、当該経費が全体経費の過半数を
超えないときに限り支援対象とする。
※2 補助対象経費として、賃金、諸謝金、旅費、借損料、消耗品費、会議費、通信運搬費、雑役務費 を想定。


画像1

-画像参考例にもありますが、申請すれば何も活動しなくて20万円が振り込まれる訳ではなく、対象取り組み欄を参考にしつつ活動経費などを織り込んで申請して審査され上限20万円が支援される形みたいですね。間もなく申請開始されるみたいなので、随時文化庁のホームページのチェックをお願いします。

次回は更に150万円枠の発展的取り組みについて書いていきたいと思います。






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