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Workers!Premierを終えてその2

そんなワケで始まるんです。
で、サーカスはそれぞれ専門がある訳でそれをどんな風に使っていくかというのも作品に変わってきますよね。
ワタシはエアリアルが専門なのでまずはこの作品の中でどんなエアリアルが必要か?どんなふうにリギングするか?を考えていきます。

安全にリギングするには沢山クリアしなければならないコトがあって…ここには書き切らないので今回は書きませんが見えてる何倍ものテンションがかかったりするので絶対条件なワケです。

今回は劇場の躯体にはぶら下がらない、という条件だったのでワタシたちエアリアリストには中々の難題でした。
それと、作品の中でのパフォーマンスなのでちゃんとそれがカラダに馴染み扱える、という所までいかないとなんです。

そんな中でワタシが提案したのが浮遊角材と柱のバーティカルのシーンでした。劇場空間なのでその時、額縁の中に何があるべきか?そんなのも頭に浮かんで絵を作っていきます。出来ればもう一本角材が浮かんでいたらいいのに…とも思いましたが現実的なラインで空間を作りました。
実際体重をかける柱バーティカルは職人さんに試した映像とリギング方法をみせてアドバイスを聞いたりもしました。いつも初めてやるコトはそれまでの経験や知識をどうにか駆使してやるのですがやっぱり最初はかなりどきどきします。だから木のコトを知っている方にも聞いてみました。
そこからどんなモノなのか試していきます。そうなんです。まさにワタシのエアリアルのテーマ重量と向き合う時間がはじまります。
今回のはどちらも空間の中にあるってのが必要だなと思い、まぁ大変でしたが2つの別なリギングをするコトにしました。

と言うワケでまた長くなりそうなので次回に続く…

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