週休3日制をせつに願っているOL

私は平凡なOLを仕事としている。

最近そんな平凡なOLがずっと考えて考えて考えすぎて夜も眠れないでいることがある。

それは「いったいぜんたい誰が週40時間・5日労働を決めたんだい!」ということだ。

私は休みたくて仕方がない人間だ。

会社が嫌なわけではない。

職場には恵まれている…給料以外は。(貯金の余裕もボーナスもないが、生活はできているので大丈夫。)

休みを利用してどこかに出かけるんだーとか、飲み会するんだーとか、そういう予定はない。

せいぜい休みといえば、家のたまった掃除や洗濯等して、一息ついたら他人の動画を流しながら他人のツイッターを同時に読んでいる(正確にいうと「見ている」)だけだ。

ただ、会社という「行かなければいけない場所」に行く必要が無いということが、私の「休み」の定義でこれまたなんともワクワクする。他人が決めた時間(この場合、会社の就業規則で決められた出勤時間)に従う必要もない。私はもともと「〇〇しなければいけない」という状況から時々ランナウェイしたくなる性分だ。この場合、鈴木雅之氏率いるシャネルズのランナウェイではなく、Bon JoviのRunawayの方を思い起こして欲しい。

アメリカ留学したままいすわって、現在もカリフォルニアに住んでいるので毎日車通勤なのだが、その行き帰りのザ・渋滞の中でもずっと「なんで週5日なんだい!4日がいいんじゃい!」と考えている。

会社によっては、「1日10時間労働にして週4日勤務」にしたり、「金曜を昼までにして、週35時間勤務でよし」としている会社もある。

いや、私は「一日8時間で週4日(32時間)」がいいんです。

それで同じ金額の月給が欲しいんです!ダメですか?神様ーーー。私の月給は現時点でもかなり謙虚な金額ですよー。

調べてみると、アメリカでは1800年代から1900年代初頭までは週100時間・6日連続での勤務が当たり前だったそうだ。しかも子供の労働者もそれに当てはまっていたそうだ。地獄だ。開いた口がふさがらないどころか、瞳孔まで開いてしまう話だ。

それが1940年代に週40時間の労働時間がスタンダードとして設定されたそうだ。ためしに労働時間を減らしてみたところ、生産性や病欠、欠勤が減ったからだそう。そんなのあたりまえじゃないか。あたりまえだの話だ。うちの母親ならあたりまえだのクラッカーという王道ギャグを言う話だ。でもこれはアメリカの話だ。

だ・か・ら・・・週40時間を32時間に減らしたら、もっと生産性があがるんじゃぁありませんのん?政府のみなさん?あなた方が連邦のルールとしてくれたら、もしくはカリフォルニアのルールとしてくれたら、私が働く平凡株式会社も32時間にせざるをえんのですよ。

あ、そうか、政治家に頼めばよいのか。普通だったらみなさんは「会社で雇われるのではなく、自分で起業して働きたいときに働くフリーランスの道を選べば?」と思われるかもしれない。でも、自分で起業する気も案も何もなくて、会社に属して同僚と和気あいあいとやっていたい私は、週4日勤務ルール制定のその希望を政治家に託すという方法があるじゃないか。

誰ですか?私の希望を叶えてくれる政治家は?

トランプじゃないのは間違いない。

サンダースか?ウォーレンか?

難しいところだなぁ。

アメリカ留学を決めた10余年前の自分に教えてあげたい。

「アメリカじゃなくていますぐフィンランドへ行け」
















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