アルゼンチンのピザ、ピクサ。
ブエノスアイレスはイタリア移民が多いため、ピザは気軽な定番フードでありながら、こだわりのピザ店もたくさんあります。
不思議なのが、pizzaと書きながらピッツァでもピサでもなく、ピクサと発音するところ。picsaという名前のピザ店もあるくらいです。
種類はマルガリータ(マルゲリータ)、ペスト(バジルソース)、モッツァレラなど日本でもよく見るピザも定番だし、玉葱と長葱がたっぷり乗ったフガッツァというアルゼンチンオリジナルピザも人気です。(生地と生地にチーズを挟んでその上にどっさり玉ねぎ長葱を載せたフガツェッタというのもある)
古いお店は、生地が厚めで硬く、端っこまでチーズがたっぷり乗っていて、窯ではなくピザの丸い型を使ってオーブンで焼き、フォークとナイフでなければ食べられないスタイルのピザ。一切れでお腹いっぱいです。
石窯で焼く生地が薄くて具がごてごてしていないお店もあります。
面白いのが、どこのお店でもサイドメニューにはほとんど必ずある「ファイナ」。
見た目はハードなチーズケーキのようですが、ひよこ豆の粉で焼かれたただの厚い硬い生地。味はうっすら塩味が付いている程度の重いスナック。それをピザとピザの合間、またはファイナにピザをのせて食べるのがアルヘンティーノ。
どういう目的なのか友達に聞いたら、ピザとピザの合間に休むためと言っていました。
ピザは丸ごと注文しますが、ファイナは一切れから売ってくれます。
わたしが好きなのはアーティチョークが載った野菜のピザ。目玉焼きが載った「desayuno(朝食)」っていうのもありまーす。
お店はORNOです。
好きなことを書いて好きな写真をあげているだけですが、サポートしてくれたら張り切っちゃいます。