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「ツラいチャプター」を乗り越えたその先に

私が小学校のころから大好きな、V6。

V6が解散する前は、自分でもびっくりするぐらい本当に気持ちが追いついていなくて、ファンクラブから案内がきていた、「20th Century ファンクラブ」への切替案内もスルーしてしまっていて、少し離れてから考えてまた気持ちが整理されてから応援していこうと思っていたけどなかなか整理がつかないままでした。
そしてこのnoteにまとめて、やっと私はそれぞれのことを応援していける!!と書いたときは思っていたけど、実際は全くそんなことはありませんでした。

2023年は結局ほぼなにも触れず過ごしてしまいました。なんとなくアルバムを出した、とかライブをしている、とかは知っていたけど自分の気持ちを書いただけでは整理できてなかったのです。

そんなある日。2024年6月に、とある投稿をXで見ました。

「今回のトニセン(20th Century)コンサート、V6のファンの人たちにも見てほしい!!」というものでした。

そんなことが書いてあるポストを本当にたくさん拝見しました。みんなそれ以外ネタバレはせずに、ただそれが書いてありました。

当然チケットを持っていなかった私、どうしようか ・・と思ったけど、素直に行ってみようとなぜか思えて、一般発売にチャレンジしてみました。発売開始からチケットは激戦。東京公演は完売、埼玉公演のチケットをなんとかゲットすることができました。

当日までも楽しみだなと思いつつ、複雑な気持ちと緊張していた日々でした。


そして当日。いろんなことを思いながら、会場に向かったらいつもの光景が広がっていました。私もとりあえずグッズを購入したり、お手洗いにならんでみたり。誰もがゆったり過ごしてて、緊張するね〜と口にする人も多くて。でもグッズ列もお手洗いの列も声を掛け合いながら並んでいる姿は、とても心優しいファンの方々で、私がよく知っている光景でした。

パンフレットとワンフーポーチと普通のステッカーを購入しました

トニセンのツアーグッズ持っていなかったので、今回私はV6のトートバッグやペンライトを持っていてみたけど、めっちゃ懐かしい!というバッグを持っている人がたくさんいて安心しました。

V6のお気に入りのツアーバッグとワンフー

そして席に座ったら、お隣もそのお隣もお一人で来られている方で、そして反対側のお隣は高校生でした。

会場に着いてからなんとなく思っていたけど、ファンの年齢層がバラバラでびっくり。持ってきたペンライトを恐る恐る出して、待っていたら定刻どおりにはじまりました。当たり前かもしれないけど、時間ピッタリにはじまるコンサートもよく知っている光景でした。

そしていよいよ開幕。1曲目のイントロが流れた瞬間、会場内からは悲鳴。私は状況についていくので精一杯とどうしたらいいかわからない感情のまま、気がついたらペンライトを振っていました。

その後もペンライトが自然に振れる曲、歌える曲ばっかり。その度に会場内から起こる悲鳴。私も気がついたら泣いていました。

このときV6のラストコンサートよりも泣いていた自分にびっくりしました。

お隣にいらっしゃった方はペンライトを持ってきてなかったみたいでしたが、その奥にいた方が2つ持っていたようで開演中に貸してあげていました。そんな優しい光景だけでも涙が出ました。

そして3人が客席に降りてもパニックにならない(席移動しない)ファンも健在でした。私は2階席だったのでファンの皆さんが楽しそうにしているのを見ているのがとっても楽しかったです。

一方でV6といえば、MCタイム。今回のトニコン長くなっていた??ような気もしたけど相変わらずとっても面白くて。

あっという間の2時間。50歳前後の3人、2公演こなしたとは思えない体力。尊敬しかありませんが、きっと3人は変わらないために努力し続けているんだと思います。


最後のイノッチのこの挨拶で私が今日このコンサートに来た意味がすべてわかった気がしました。

アイドルには幸いなことに国家資格はないんです。だからみんながアイドルだと思っている限りはアイドルでいることができます。だからまた会いにきてくれる日までがんばります。(意訳)

坂本くんも長野くんも、この場所は守っているから大丈夫だよと言っていて、私は2021年11月1日すべてが終わってしまったと思っていたけど全くそんなことはなくてずっとずっと続いていたこと、守っていた人たちがいたことに気がつきました。

アンコールの最後の曲まで泣き尽くして、コンサートが無事終わりました。

しばらく動けなくて、ロビーで落ち着いてから下の階に降りたら、ファンの方に声をかけられました。

「お姉さん、銀テープもらえましたか?持ってないならあげますよ!!」

銀テープとはコンサート恒例でコンサートタイトルやメンバーからのメッセージが書いてあったりするものなのですが、今回は1階席しか飛んできていなかったのでまあしょうがないか〜!と思っていたら声をかけてもらいました。

そうだった、V6のコンサートのときも配っている人や終演後にほかの席から回ってきたりして誰一人もらえなかった!!なんてことはなかったなと。

「私今日1人なので、1つで大丈夫です!!」

と伝えたら

「たくさんあるし、あげます!誰かにあげてください!!」

と3本もいただいてしまいました。
その後もほかのファンの人たちが声を掛け合っていて「もらっていない人いないですか〜!!」という声があちこちで聞こえました。

今回の銀テープはツアーのキャラクターがいてかわいい・・


好きなものでも、好きなことでも、好きな人でも、少しツラいときは離れてもみてもいい。けど会いたくなったら会いに行ったらなにか変わるかもしれないな、そして会いたくなったら会いに行くことを大切にしようと思った1日でした。


私にとって、とっても長い「ツラいチャプター」だったけど、今回のコンサートを通してやっと乗り越えたみたいです。

帰宅してすぐに20th Centuryのファンクラブの入会しました。やっと気持ちが整理できたので、これからも自分のペースで応援していきたいと思います!


メンタルがヤバいときは
うしろ振り向いて見ろよ
俺たち全員がついてるぜyeah

知らずにオレらを支配する
モノの正体を暴きに行こう

笑ったね キミは ツラいチャプターを
乗り越えたってことさ
yeah !

20th Century ツラいチャプター より(作詞:谷中 敦)





2024年7月20日㈯〜21日㈰限定で、公式YouTube「トニセンチャンネル」で今回観たコンサートが無料配信(!!)されるようです。

円盤発売されたら買うぞ〜!と思っていたけど、まさかのこんなすぐにYouTubeで見られるなんてびっくりしていますし、メンバーとスタッフの方々に感謝しかありません。そして今回このnoteも急いで書き上げたのも1人でも多くの方に見ていただけたらいいなという思いを込めて書いてみました。

トニセンの曲知らないよ〜!という方もぜひ観てみてください!
STARTO ENTERTAINMENTに所属アーティストのファンの方や過去に所属されていたアーティストのファンの方だったら楽しめると思います!

私もコンサートに行く前の私と同じように、ずっとV6を見られていない母と一緒に見たいと思います。


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