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自然災害での火災保険申請忘れていませんか?

火災保険は自然災害でも適用になるということはご存知ですか?
これについては以前記事にしましたのでこちらを参照ください→→→

今日の記事では火災保険申請サポートについて、掘り下げたいと思います。


1.保険申請はあくまでも保険加入者自身

保険会社へ申請の手続きをするのは基本的には保険加入者自身です。

代理人としてすべてを代行できるのは、法律により弁護士のみと定められています。
このサービスは一般的に保険申請”代行”サービスと言われていますが、あまり一般的ではありません。
現在は代行よりも火災保険申請”サポート”が主流になっています。

2.保険申請3タイプ

自身で保険会社へ申請する場合に比べ、火災保険申請サポートへ依頼したほうが大きなメリットがあります。

その理由について、以下で詳しく説明いたします。

火災保険申請代行を利用した場合


火災保険申請代行の場合、被害調査から申請書類の記入や保険会社への提出まで、申請にまつわるすべてを代行業者が行います。

それならば、すべて丸投げできる申請代行のほうを利用したいと思うかもしれませんが、代理人としてすべてを代行できるのは、法律により弁護士のみと定められています。

弁護士資格を持たずに代行することは非弁活動にあたり違法行為になりますが、実際に弁護士資格を持ち、正当に業務を行っている業者はほとんどないのが実態です。

自身で保険申請する場合

火災保険は、もちろん自身で申請することが可能です。
自身で申請を行う場合の手順は、基本的に以下になります。

一般的な火災保険申請の流れ
損害箇所の写真をくまなく撮影し、データをもとに自身で報告書を作成する⇩
工務店や修理業者と契約し、工事見積もりの作成を依頼する

報告書と見積もりをセットにして、申請書類一式を保険会社へ提出

こう見ると「自分でできそう」と思う方もいるかもしれませんが、保険会社は基本的に報告書をみて損害状況を判断するため、しっかりとしたものでなければ保険金がおりません。

また、自身で申請する際の大きなデメリットとして、
工務店や修繕業者から見積の作成を行ってもらうと、修理やリフォームなどの工事が必須になります。万が一、保険金がおりなかったとしても自己負担で修理やリフォームを行わなければなりません

火災保険申請サポートを利用した場合

一方、火災保険申請サポートを利用すれば、被害箇所の調査から報告書の作成、工事見積もりの作成まで一括で行ってくれるので、手間をかけずにスムーズな申請が可能です。

また、申請サポートのサービスを行っている業者を選べば、実際に保険金を受け取ってから工事をするかどうか決められるので、リスクなしで火災保険の申請をすることができます。

※2022年10月各火災保険会社の大規模な改定により、2022年10月1日以降に契約・更新した場合、保険会社によっては復旧が義務付けられています。詳しくはご加入の補償内容をご確認ください。

火災保険申請サポート業者は、主に以下の業務を行います。
被害箇所の調査
工事見積書と被害報告書の作成
申請に関わる不明点などのサポート
保険加入者は、保険会社から申請に必要な書類を取り寄せて記入し、サポート業者が作成した見積書と報告書を同封して提出すると申請が完了します。

申請作業のなかでも、火災保険の専門知識がなければ難しい被害箇所の調査と、面倒な申請書類の作成を任せられるので、手間をかけずスムーズに保険請求をすることができます。

3.サポート業者を利用して火災保険申請をするメリット


自身で申請するよりも保険金が多く受け取れる火災保険の申請を専門知識のない方が行うのは難しく、本来であれば補償されるはずの被害ですら、申請の仕方によっては以下が原因で補償されないケースがあります。

被害箇所の見落とし、補償されるための根拠(被害箇所の写真など)が揃っていない被害箇所の過剰申告(経年劣化は火災保険の補償範囲外)、一般の方が火災保険で補償される被害と経年劣化による被害を見分けるのは、簡単ではありません。

特に、今まで火災保険の申請をしたことがない住宅の場合は、築年数が長くなるにつれ難しくなります。

また、一般の方の知識がない点につけこんで、保険会社が意図的に被害を認めないことも過去に大きな社会問題になっています。

これらの理由により、自身で火災保険の申請をした場合、本来おりるはずの金額よりも大幅に低くなってしまったり、最悪の場合まったく保険金がおりないケースもあるのです。

その点、サポート業者に依頼した場合、火災保険の専門知識を持ったプロが調査を実施。

あなた自身が気付けていない被害箇所も見落とさず、火災保険の補償対象となる被害のみ適正に申請するため、サポート業者を利用したほうが多くの保険金を受け取れる可能性が極めて高くなります。

調査費用がかからず、成果報酬なので損をしない火災保険申請サポートでは、基本的に相談や現地調査などの初期費用は無料です。

利用には一定の手数料がかかりますが、多くの申請サポート業者では「完全成果報酬」という形をとっており、実際に保険金がおりた場合にのみ手数料が発生します。

なお、調査を行ったが申請できる被害がなかった、申請をしたが保険金がおりなかったなどの場合は一切費用がかからないので、損をすることはありません。

自分で申請するのに比べ、費用がかかる点をデメリットと考える方もいるかもしれませんが、前述のとおり、サポート業者へ依頼したほうが多くの保険金を受け取れる可能性が高くなります。

そのため、サポート業者へ手数料を支払ったとしても、結果的に手元に残る金額が多くなるケースがほとんどです。

4.まとめ

被害の程度にもよりますが、民間保険会社に加入の場合、築10年以上の戸建てで平均100万円以上の給付金需給が可能になります。
しかし、実際にご自身で申請した場合、1/3程度の給付金しか受け取れないことが多いです。最悪の場合、申請そのものが取り下げられる場合もあります。
被害にあうたびに何度でも受給できることを考えると、最大で何百万もの給付金を「もらい損ねている場合もあります。
せっかく加入している火災保険、できる限り有効に活用して、大切な不動産を守っていきたいものです。

5.空家のお医者さんに相談しよう。


所有者さんには一定の責任をもって空家と向き合ってほしいと、空家のおいしゃさんは日々考えています。そして、放置空家を見るたびにもったいないと思ってしまいます。

適正な知識があれば、適正な時期に保全をすれば、維持費用は格段に抑えられます。
そして、大きな声では言えませんが火災保険や補助金を上手に使えばむしろ手持ち金が増える場合もあるんです。
さらに、空家に働いてもらってお金を稼ぐこともできるかもしれません。

あなたが所有している空き家がどんなポテンシャルを持っているか、空家のお医者さんに相談してみませんか?

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