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「火災保険」で損をしていませんか?

火災保険とは、火災だけでなく、「落雷」「破裂・爆発」による損害も補償されます。また、保険の種類によっては、火災の他に震災、風災、雪災、水災、盗難による損害なども補償の対象になります。
建物だけでなく家具なども補償されます。
名前こそ「火災保険」ですが、「住まいの損害に備える保険」という意味合いが強い保険と言えます。

しかし、火災保険という名前の印象からか、万が一火災が起きた際に備える保険だと思われている方が非常に多いです。
自然災害にも適用されるので、実は、火災以外の災害での受給要件のほうが圧倒的に多いんです。
近年では毎年のように台風被害や大雨被害、多雪による被害のニュースをよく目にします。
被害にあわれた都度、何度でも保険の申請ができます。

火災保険は、自然災害の多い日本に住まう私たちの心強い味方なんです!
使わない手はありません!

1.火災保険の基本的な特徴

意外と知られていない、火災保険の基本的な特徴をまとめてみました。

  1. 火災以外の災害にも適応

  2. 何回申請しても保険料は上らない

  3. 火災保険の請求権(時効)は3年

  4. 火災保険でおりた給付金は、自由に使う事ができます。(2022年10月以前の契約)

  5. 給付金は非課税

いかがですか?

火災保険を使うことにメリットはあれど、
デメリットなど見当たりません。
なのに、意外と使ったことがない方が多いんです。
これは、単純に、知識不足と、
火災保険は火災の際にしか使えない
という誤解が大きな要因だと思います。

使い道を知らないまま、保険料を払い続けていませんか?

2.よくある災害・事故の事例

火災の場合はいわずもがなですが、
自然災害での被災も意外と身近に潜んでいます。

火災保険(家財含む)

  • 台風により飛来物でガラスが割れた

  • 大雪で雨樋が壊れた

  • 車庫入れに失敗して外壁を壊した

  • 家具の移動中、誤って壁に穴をあけてしまった

  • お子さんが室内で遊んでいて誤ってドアを壊してしまった

  • 凍結による水道管の破損

  • etc…

地震保険

  • 地震によって外壁や基礎にひびが入った

  • 地震の影響で屋根瓦が落ちてきた

  • 地震によって柱にヒビが入った

  • etc…


このように、火災保険は火災以外の災害だけでなく、もっと身近な事故にも対応できる可能性があります。
万が一、事故が起こったときは、ひょっとして火災保険を受給できるかも。と、思い出してほしいものです。


3.火災保険申請サポート


火災保険の申請サポートを行う企業があるのはご存知ですか?

簡単に言うと、お客様が火災保険の申請をする際に、より高額な(正当な)保険金を受給できるようにお家の点検をし、お見積りを作成するサービスです。

誤解されがちですが、火災保険申請サポートは、詐欺ではありません。
本来、火災保険申請サポートは、違法性のない正当なサービスです。

ただ優良な業者の影で、詐欺をはたらく業者や悪質な行為をする業者が急激に増えているのも事実です。

実際にそのような悪質な業者の行為により、全国の消費者センターなどへの相談が増えていると、国民生活センターのホームページにも掲載されています。


とはいえ、個人で申請するより、サポートを受けたほうが受給金を高額にできることは確かです。

個人では気づかないような不具合にも気づけますし、工事費も認定されうる限り高額で請求してくれます。

地元の工務店や知り合いの業者に見積依頼をすると、必ず工事をしなければならなくなりますが、申請サポートなら受給金を工事に使う必要もありません。

こういった理由から、近年は保険の申請を申請サポート業者にお願いする方が増えています。
繰り返しにはなりますが、火災保険申請サポートは法的に問題のないサービスです。

ただし利用する際は、詐欺や悪事をはたらく業者に引っ掛からないよう、安心して依頼できる業者選びが大切です。

4.まとめ

火災保険は、そもそも、相互補助の精神からできた制度であることから、のべつまくなしあの手この手で不正受給することは当然間違っていますが、本来もらえるはずの給付金をもらい忘れていたり、代理店の一言で受給を諦めていることが多く、なんのために保険をかけているかわからない状況に陥っている方も少なくありません。
もちろん被災しないことが一番ですが、被災された場合は速やかに保険の申請をし、適正、かつ最大限の給付金をもらい、家計の一助や、お住まいの修繕に役立ててもらいたいと思っています。

5.空家のお医者さんに相談しよう。


所有者さんには一定の責任をもって空家と向き合ってほしいと、空家のおいしゃさんは日々考えています。そして、放置空家を見るたびにもったいないと思ってしまいます。

適正な知識があれば、適正な時期に保全をすれば、維持費用は格段に抑えられます。
そして、大きな声では言えませんが火災保険や補助金を上手に使えばむしろ手持ち金が増える場合もあるんです。
さらに、空家に働いてもらってお金を稼ぐこともできるかもしれません。

あなたが所有している空き家がどんなポテンシャルを持っているか、空家のお医者さんに相談してみませんか?

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