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とりあえず会社作ってみた。

先日、念願の起業なるものを果たしました❣

タイトルでは勢いで作っちゃったみたいに見えるかもしれませんが、思い立ってからここまで、なんと6年もかかってしまいました😂
6年かかったのに、それでもまだ準備は不十分です・・・
しかし!準備などいつまで待ったって出来やしない!
というわけで、法人登記を終えたいま、あわてて色々考えたり、整えたりしておるところです💦

もちろん業種は決まっていますが、どういうアプローチで、誰に、なにを、どういう形態で、サービスを提供するのか、いままさに検討中です。

いま???
というツッコミを入れてくれる人もいない一人起業ですから、自分で突っ込むしかありませぬぬぬ。

まずは、自分に何ができるのか、できることと求められること(ニーズ)をすり合わせしています。

自分がやりたいサービスと、お金を稼げるサービスは別物です。
自分がやりたいことは置いといて、まずはちゃんと会社が成立するだけの収入を得られるサービスを構築しなくてはなりません。自分の凝り固まった素人の考えだけでは不安だし、またさらに無駄な時間を使ってしまいそうなので、ここはプロに相談することに。県のよろず支援拠点に相談して、思考のプロセスを学んできまして、それをもとに進めていこうと思っているところです。


まず、私の営業範囲である山形県庄内地方は、田舎で人口も少なく、でも同じようなサービスを提供している企業はたくさんあります。
限られた需要に、私が必要なだけ供給するとすれば、多角的にサービスを提供できるほうが、他社さんとの差別化になるし、たくさんの顧客を掴めると考えていたのです。
幸い、私はこれまでいろんな業務をこなしてきたし、様々な専門的な資格を取り、また税金や会計、社会保険や年金の仕組みなど、多岐にわたって知識を得てきました。自分の業務だけこなしている会社員とは違う道を歩んできた自負があります。(起業したかったので当然なんですけどね。)


私が計画していた主なサービスは以下。
1.不動産業(売買)
2.不動産賃貸業(大家)
3.不動産管理業(管理会社)
4.建設業(主にリフォーム、リノベーション)
5.賃貸業のコンサルティング(大家さんになりたい人にコンサル)
などなど。

あれもこれもできるし、あれもこれもやらなきゃ会社として成立しないんじゃないか?と、思ってしまい、考えているとどんどんスケールが大きくなっていって、これ、私一人でできるの?休む暇あるの?知識のアップデートや新しい知識のインプットは適宜できる?と、心配になってしまいました。
とほほ・・・

そこで、いったん考えをリセット。

一休みして、コネクティングザドッツについて考えました。

これは、スティーブジョブズ伝説のスピーチと言われている、2005年スタンフォード大学の卒業式でのスピーチに出てくる言葉で、「点と点をつなげる」という意味です。
言葉は知っていても、私にとってはただの言葉でしかなかったのに、ある時急に腑に落ちた瞬間がありました。これが起業を考えだしたきっかけの一つになったと思っています。

私はこれまでいろんな仕事をしました。
いろんな習い事もしました。
いろんな人に出会い、いろんな場所に行き、いろんな経験をし、いろんな知識を得ました。
これらはすべて点で表され、それぞれはなんのつながりもなく、独立しているように見えますが、いつしか、それがつながって線になるという実感を得たことがありました。
コネクティングザドッツという言葉が急に腑に落ちた瞬間でした。

つまり、私は会社を立ち上げて、これまでの経験や知識を生かして、いろんなことを多角的にやろうと思ったのはこの言葉の影響です。それこそが私にしかできないことなのだと考えていたのです。

しかし、いま立ち止まって考えてみると、コネクティングザドッツという言葉がふいに違う意味合いに感じています。
私はいま、会社を立ち上げて、これまで経験したことのない会社の経営にチャレンジしようとしています。これもまた「点」ではないのか。

起業1年目の新米が恰好をつけてあれこれ手を広げることが、本当に正解なのだろうか?スティーブ・ジョブズは、振り返った時に点と点がつながると言っていたではないか。
そうだ。
やはり、まずは一つ一つの道を究めることが大事だ。
そして点を増やしていったその先に、振り返ると線ができているのではなかろうか。
ふいにそう思えて止まない。

もう一度、考え直そうと思います。
もっとシンプルに。

とはいえ、明日またよろず支援に相談に行くことになっている。
さて、どうしたものか。。。




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