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【2024’】田舎で民泊事業は成立するのか

今後ますます発展しそうな”民泊事業”。
地元鶴岡市で、実際に民泊事業を経営されている先輩方のお話を聞いてみました。
今日はローカルなお話でもうしわけございません😅


1.田舎での民泊需要


1.わが町鶴岡市の魅力と観光客吸引力

わたしが住む、山形県鶴岡市は、山形県の中でも県庁所在地からは少し外れた地域です。
小さい町ではありますが、寂れているというわけでもなく、住む人はこの地域をこよなく愛していると感じています。

やまがた県内の日本海側にひろがる庄内地域の中のひとつの都市で、海も山も平野もあり、人もやさしく、住みやすく、移住者も多い地域なんです。

昔から山岳信仰がさかんでパワースポットも多く、観光資源がたくさんあります。


そもそもこの庄内地方は食材も豊富で、もちろん海のものも山のものありますし、お米、お野菜、お酒など、おいしいものがたくさんあり、「食の都、庄内」と謳っています。


なかでもわが町鶴岡市は、ユネスコ食文化創造都市にも認定されており、職の理想郷を目指している模様です。下記サイト参照。


観光スポットでは加茂水族館が有名で、繁殖や飼育が難しいとされる「クラゲ」の繁殖に成功してから世界的に有名になり、全国からはもちろん、外国からもこの水族館を目当てにお客様が集まっています。

https://kamo-kurage.jp/


さぁ、こんなわが町鶴岡ですが、実際、いかほどの宿泊ニーズがあるのでしょうか?


2.民泊需要を予測してみた


観光資源はいくつもある山形県鶴岡市ですが、年間を通して考えた場合、いかほどの宿泊ニーズがあるのでしょうか?

諸先輩方に聞く前に、自身の予測をしてみました。


前章では鶴岡市の魅力を並べてみましたが、なんの縁もない人にとっては、本当にどうでもいい情報だと思います。
旅行者さんにとっても同じで、この地を訪れたことの無い人や、縁もゆかりもない人にとって、この地はなんの魅力もない、どこにでもある田舎町に映ると思います。
のべつまくなし観光客が来るとは思えないのが、残念ながら現実です😢

ただ、日本海に面しているため、海水浴や釣り好きのニーズは一定数有り、これによる繁忙期は必ずあると思います。
シーズン中は市内のホテルや旅館、沿岸の民宿はかなりの需要を見込めると思います。
しかし、その期間は年間のほんの数か月のような気がします💦

そして、それ以外の観光シーズンはかなり弱いと感じます😂

いくら食事がおいしいとはいえ、それだけで観光客を呼ぶのは難しい気がするんですよね。

東北の日本海側ですので積雪は多く、スキー場がいくつかあります。
繁忙期の数か月は需要がありそうですが、昨今の温暖化で積雪が減少していっている傾向があり、安定した需要とは言い切れないような気もします。
実際今年は積雪がほとんどなく、スキー場は大打撃と思われます。

あとは、GWやシルバーウィークなどの大型連休や、お盆お正月の帰省シーズンの需要は少なからずある気がします。

それ以外の普通の土日や祝日でも一定の需要はあるでしょう。

とはいえ、どのシーズンにおいても、通常の平日がどれほどの需要があるかわからない以上、平日の売上を当てにするのは危険です⚡

では、
果たして、年間どの程度の需要があるのでしょうか?


繁忙期と閑散期の落差が大きいこと、
平日は売り上げが見込めないこと、
これを考慮して予測を立てて、コストや固定費とのバランスが取れるなら、事業として成立するというわけですが、なんの根拠もない予測では限界があり、これまではなかなか踏み込めないでおりました。


3.民泊需要を先輩民泊オーナーさんに聞いてみた

このたび、ご縁があり、他県で民泊を営むオーナーさんと一緒に鶴岡市の民泊をいくつか回ってみる機会に恵まれました。

民泊のオーナーさんはみなさん本当に社交的で、おおらかな人ばかりで、快くお話を聞かせてくださいました😊


聞かせていただいたのは、
主に、需要。
繁忙期と閑散期の有無と時期。
お客様の客層や、宿泊代金の価格帯、トラブルの有無など。


どなたも、自身の経験談を包み隠さずお話してくださいました。
本当にありがたいです。

その内容は・・・

もうしわけございません。
さすがに、詳しいところまでは私の一存で公開はできません😫

なので、お話を聞いたうえで、私が思う、結論をまとめたいと思います。

2.まとめ

わたし調べ、としか言えませんので、参考程度と理解していただきたいのですが、結論として、田舎でも”民泊需要は有る”と感じています。

やはり、私が考えていたように繫忙期と閑散期の別はあるものの、年間を通してみると、十分に収支は回ると感じました。

もちろんその価格設定や、立地、サービスの内容などで変わりますので一概には言えませんが、それはやり方次第なので、検討の余地があると思います。

それと、私がお会いしたオーナーの方々はどなたもとてもナチュラルで親しみやすく、お人柄の良さも、うまくいく秘訣なのだろうと感じました。

それと、相互扶助の精神も豊かで、ビジネスとしてではなく、旅人を応援する気持ちも旺盛なのだと感じました。

一般的なホテルや旅館とは違った気遣いやサービスが、選ばれる理由です。

そして、今現在だけでなく、これからの日本全体の動向として、民泊はまだまだ今後伸びる可能性が高く、少なくとも今よりもニーズが減ることはないのではないかと感じました。

よほどの供給過多にならない限りは。

なので、民泊を始めたいと考えている皆さんには、ぜひ、前向きに検討していただきたいなと考えています。




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