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空家のお医者さん

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空き家に関する知識・常識をmemoしています。
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#中古住宅診断

空き家のお医者さんのお仕事

空き家のお医者さん」ってなにしてる人?って、よく聞かれます。 なので、自己紹介をさせてください。 1.空き家のお医者さんは、空き家の専門家です。 山形県鶴岡市、山形県酒田市、山形県庄内で、 主に、空き家のもつポテンシャルを最大限引き出し、 お客様の空き家を資産として活用できるよう、 お手伝いをしています。 空き家を放置せず、活用して収益を得る方法や、 空き家の価値を高めて売却するお手伝いもしています。 2.空き家のお医者さんの3つのお仕事空き家の診断・再生・活用・管理

空き家の価値を考える

2013年の総務省調査によると全国の空き家数は約820万戸、全住宅の7戸に1戸が空き家という状況になっています。これが、2033年頃には空き家数2,150万戸、なんと全住宅の3戸に1戸が空き家になってしまうという民間予測となっています。 1.家の価値とは一般に売買されている不動産の売買価格はどうやって決めているかご存知ですか? 固定資産税の評価額が売買価格かと思いきや、違います。 地価や、立地条件や築年数、土地や建物の価値を測る基準は様々ありますが、いくらで売買されている

「火災保険」で損をしていませんか?

火災保険とは、火災だけでなく、「落雷」「破裂・爆発」による損害も補償されます。また、保険の種類によっては、火災の他に震災、風災、雪災、水災、盗難による損害なども補償の対象になります。 建物だけでなく家具なども補償されます。 名前こそ「火災保険」ですが、「住まいの損害に備える保険」という意味合いが強い保険と言えます。 しかし、火災保険という名前の印象からか、万が一火災が起きた際に備える保険だと思われている方が非常に多いです。 自然災害にも適用されるので、実は、火災以外の災害で

建物状況調査(インスペクション)実施で建物状況を正しく把握しよう

2013年の総務省調査によると全国の空き家数は約820万戸、全住宅の7戸に1戸が空き家という状況になっています。これが、2033年頃には空き家数2,150万戸、なんと全住宅の3戸に1戸が空き家になってしまうという民間予測となっています。 1.建物状況調査(インスペクション)とは 既存住宅のインスペクションとは、「建物状況調査」「中古住宅診断」と呼ばれており、建築士の資格をもつ専門の検査員が、第三者的な立場で、目視、動作確認、聞き取りなどにより「住宅の現状の検査を行うこと」を