私が「火垂るの墓」を見ない理由
毎年、この時期になると必ず放送される
「火垂るの墓」
正直、私はこの作品が好きではありません。
多分、高校生の頃…約20年前でしょうか。
その時から全く見ていません。
高校生の自分
なんだよあの親戚のババア!
兄弟2人に対して嫌みったらしい仕打ちとか
意地悪しないで食事分けてやれよ!
すげームカつくババアだな!
幼い兄弟2人の事考えてやれよ!
結果、栄養失調で2人とも亡くなったじゃねーか!
くそー!すげームカつくからもう見ない!
あのババアめ!
20年経った今
当時、白米と言えば高級品で、
それこそ家や大事な着物を売って、
さらに闇市で法外な値段で売られていた物。
そりゃあ親戚とはいえ、
家族でもない人間には食べさせたくないわなと。
だって今回を逃したら一生食べられないかもしれないのに。
しかも配給すらも乏しく、
ましてや自給自足なんてできない時代。
そんな中でもなんとか親戚の子供には食事を与えないと…でも配給も乏しいし、家族が第一優先だし…。
そりゃー幼い兄弟2人に食事は与えられないよね。
ここからが本題
というか清太よ?
お前は節子を守るために、
プライドなんか捨てて
親戚のババアに頭下げて媚びへつらってでも
食事もらうべきじゃねーのかよ?
というか腹立って出ていっても
どうやって生活すんだよ?
そこまで考えてから
出ていくとかしないから、
結果、節子も死んで
自分も餓死してんじゃんか!
清太よ!
もっと自分のプライド捨てて生きるために
泥水すすってでも生き抜けばいいだろうが!
あームカつく!
結果、どうなってもイライラしてしまうので
私は「火垂るの墓」を見ない事にしています。
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