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子どもが育つ日記 こどものむら

2020年2月20日(木)

前日書き忘れたが、水曜日に1ヶ月検診があり、母子ともに問題なしだった。これでお出かけもできるしお風呂にも入れる〜(これまではシャワーのみだった)、と妻はよろこぶ。

長男が通う幼稚園には、「こどものむら」というイベントがある。
絵本の世界をモチーフにしたお店や出し物を、子どもたち自身がアイデアを出しながら作っていくという、いわば、文化祭のようなもの。運動会よりもクリスマス会よりも、最も大がかりなイベントである。なんせ準備に一ヶ月半以上かけ、本番は一週間も続くのだ。

月曜日がむらびらきで、火・水が園児のみ、木・金が母(父)向け、土が一般向け(卒業生含む)という日程。木曜は妻が行くことになった。私は赤子をみるために休暇を取得。

妻と長男が幼稚園へ向かった後、ひとりで赤子をみる。基本的に常時だっこしつつ、ミルクをあげたりおむつを変えたりしてのんびりすごした。そう、赤子の世話だけでよければ何の問題もないんだ、家事がなければ。

赤子は私がだっこをすると、口をすぼめてなにかを吸うようにしつつ、手がおっぱいをまさぐるように動いていた。本能ってすごいな。でも出ないよ。

2020年2月21日(金)

金曜日は私が行く番。仕事は午前半休。

長男はこの日は「あそぶ側」だったので、色々案内してもらった。
『ぞうくんのさんぽ』に見立てた乗り物で園庭を歩きつつ、途中でクイズに答えたりするぼうけんを楽しんだり、『めっきらもっきらどおんどん』に見立てたレストランでおもちのなる木や色々なパンを食べたり、という感じで楽しかった。

最後に長男が参加した合奏を見て、この日は終了。ウッドブロック担当だった。
ふたりで帰宅した後、仕事へ再出発。往復の通勤時間と業務時間があまり変わらないんだよなーと思いつつ。

2020年2月22日(土)

土曜日は私が送りつつ、妻も赤子を連れて途中から参加(合奏が見たかったらしい)。

長男はこの日は「しごと側」だったので、お仕事っぷりを拝見する。
『おおさむこさむ』の雪だるまをポストに見立てて、手紙を書いてとどけるという出しもの。彼は最初の受付を担当していて、大人や卒業生と話しながら手紙の種類を選んでもらう仕事をがんばっていた。
私も長男に手紙を書く。今彼がハマっている、仮面ライダードライブを描いてみた。最初の写真がそれである。絵の出来はとやかく言わないように。てるてる坊主がモチーフかと思いきや、『かぶさんとんだ』のかぶらしい。

最後に合奏をして、終了。妻が見ている間、私は部屋の中で赤子をあやしていた。君もここに通うことになるのかな、などと話しかけつつ。

というわけで、こどものむら、終了。良かった。
先生は方向性の調整はするが、あくまでも決めて実行するのは子どもたち、というのが何より素晴らしいと思った。なので、ちょっと企画がブレていたり、意図が読み取りにくかったりもするのだが、そこも含めて、子どもたちが試行錯誤しながら自分たちで作りあげていくというのが、彼らにとって良い経験になっていると思う。

午後はさすがに疲れていたようで、家でのんびりとすごした。
ちなみに赤子は初めて本格的に外出したこともあってか、少しリズムがおかしくなり、夜も少し不規則な睡眠になってしまった。
家族そろっておつかれさま。


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