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「ワタシとワタクシとアナタ」の解説のような

中学生の頃、
“夫婦”というものは他人同士がなるものだから、
そのままではいられないのだろうなぁと考えていました。

男女にしろ、
同性同士にしろ、
様々な関係性で、
様々な人数での長い年月を想定しての関係でいちばん大事なこと。

それはやわらかであることかな、と。

自分の常識に閉じこもらず、
他者の常識に寄り添い過ぎず、
お互い、
「へぇ~」
と言いながら、側にいられるくらいで観察するのでいいのじゃないかしらと。

アナタがやわらかであれるように
ワタシは居て

ワタクシが柔らかで居られるように
アナタは要る

硬くなった尖りをとって
固い爪でゆっくりと撫でる

互いがやわらかくいたわれるように
手をあたためている

「ワタシとワタクシとアナタ」

ワタシとワタクシを分けているのは、
公私の差のようなものです。

いつもの私とあなた以上に講義に、
それはあるのじゃないかなぁ、と。

そういう詩です。


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