１２・２０（日記　風邪薬と、また詩集を作ろうとしてること）

昨日書き始めた文芸会で発表するお話は、
最初、今年最後の作品だし、
久しぶりにきちんと最初の約束を守って８００字で書いてみよう、
なんて思って書き始めたのに、
終わってみれば原稿用紙９枚書いてしまっていました。
誰だ、８００字で終わらせるって言ったのは。

朝のうちに見直しと、
どうにかA４用紙の裏表に収まるようにと削ったり、
書き直したりして、
昼にはコピー機で印刷してきました。
裏表びっしり文字で埋まっていて、
これ、さわりだけ読んであとは各自お家で読書してきてもらえたら、
なんてことは駄目なんだろうな。

今回のは、
前回発表した詩のひとつをお話に直したものなので、
いつもよりは分かりやすい、、、、かもしれないなと思いつつ、
いや、たぶん分からないって言われるな、と覚悟しています。

印刷に近くのスーパーと薬局と１００均が一緒にあるところに出掛けたのですが、ついでに風邪薬を買った時、
「この風邪薬には常習性があるので書かれている症状がでなくなったら使うのを止めて下さい」
と教えてもらい、そんなことを鼻炎薬でも言われたなと思い出しました。
薬って、どれでもそういう成分が入っているのでしょう。
私はけっこう薬が好きです。
異物が内側にメッキをはっていくような感じが面白くて。
薬で強制的に眠るというのも好きでした。
一日ぐずぐずしたいときはよく一箱飲んで溶けていました。
今はやることがたくさんあってできませんが、
どこかでまたやりたいと思ってしまうのも常習性のなせる業なのか、、、
（いや、そんなのとっくに切れてるよ、と思いつつ）

１００均で文具コーナーをみるのが好きなのですが、
今回可愛いシールを見つけまして、
これで詩集を飾ったら可愛かろうな、と思ったら、
また詩集を作りたくなりました。

ちょっと横長のノートをまだ使えていないのですが、
また絵本カフェくうねるんさんに置かせてもらえるとしたら
大きさを揃えたほうがいいかな、と
聞く前だけど考えて、
また四角のノートを買いました。

ミモザとひまわりのシールを貼った表紙はこんな感じ。

シールはもう一種類オレンジの花のもあるので、
そっちは一作目の方に明日貼ってこようかなと思っています。

表紙が寂しいと言われてたので。

明日は詩学舎に行ってきます。

５分スピーチをすることになっているのですが、
未だに言うことのまとめができていません。
もうぶっつけ本番でいこうかしら、と面倒くささに放り出そうとしています。

何を話してもよくて、
私で一巡したことになるそうなので、
自己紹介でいいかなと思っています。
漫画も最近の曲もアニメも「嫌い」で「野蛮」で「意味不明」で「あんなものは駄目」という方がちらほらいらっしゃるのですが、
私の言語感覚を作ってくれたものの中には間違いなく、
そういうものもたっぷりと入っているので、
そこのところをはっきり言ってこよう、なんて思ったりしています。
（喧嘩はしません）

あと、私、詩学舎行ってよく聞く
（年齢もあると思いますが）
「昔はよかった」はともかく「昔の方が素晴らしかった。今の子は可哀そう」っていうのはなんだかなぁと思ってしまいます。

いや、お話に聞く“昔”もたいがいに思いますよ・・・と。
今もたいがいですが、
藻掻いている分、どこかに近づいてはいるような気がします。

今の、かわいそう、という子供たちは、
たぶん「かわいそう」とは自分たちのこと思っていないとも思います。
そんな勝手な。って言われると思います。
昔はしつけと言い切られて死んでしまった子たちもいたでしょう。
口に出すなと言われて心を殺した子もいたでしょう。
今もいるその子たちの、言葉を聞ける場所がある分、
同じような場所を生き抜いてきたかつての子供達の頑張りの賜物なんだと思ったりします。

少なくとも、私は子供の頃に戻るなんてもってのほか、
絶対ごめんです。

今の方が、私は幾分かましな人間になれました。
今の方が、私は私のことが好きです。

詩集をまた作りたいって話から転がっちゃったなぁ。