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開いた口は手を添えて閉じる

ただいま解雇を争ってる元職場から書面が弁護士さんへ届きました。
その内容は

『仕事中の私語が通告人(会社側)の業務を妨害する程度に至っていたことと、〇〇氏(私)には協調性がなく、他のスタッフとのコミュニケーションに問題があり、従業員が協調して業務に取り組むことができなくなったことを、店長が何回も注意したの全く改善されなかったために、解雇は妥当だ』

ということが書かれていました。

この書面の確認をしたのが買い物中だったのですが、
かるく眩暈がしました。
すっごい盛ってるな、、、
というのが第一波の衝撃だったのだと思います。

二回目を読む前に頭痛がし始め、それはその日一日続きました。

うーん。
たしかに、何人か、衝突はありました。
でもそれは私が全部悪いからおこった問題だったのか、
私にも至らない部分はあったので、それに対してはきちんと
改めてきたと思ってます。
そのうちの一人が、今協力してくれてる元同僚の一人です。

なんだろうな。
フランチャイズだった(元)職場の、本部の社訓がそのまま(元)職場の社訓になってたのですが、
そこで一番強調されていたのが
【協調性】
でした。
面接でも、出勤一日目でも言われること。
「うちは、協調性を大切にしてるから、それが守れない人はいっしょに
働けません」
これが本当にみんなにとって言われていることだったなら素敵な社訓だなって思います。
でもそうはなってなかった。
それを私や、同じように感じるスタッフで何度か店長へ話合いをしたこともありましたが、それが結ばれることはありませんでした。
辞めてしまった人もいました。

どうしたらよかったんだろう、と考えても、やっぱりこれだ!という解決は思いつきません。

私の言い方がきつい、気に食わない、そういわれることがあります。
わざと難しい言葉を使って、馬鹿にしている、と言われたこともありました。
そのたびにどんな言い方が気に障ったのか、傷つけたのか、苛立ったのか、
耳を傾け続けたつもりでした。
私の性格なのか、性質なのか、店長からはとくに言葉使いについて注文をもらってきました。
他のスタッフが同じように、またはもっと砕けて話していても注意はされないのに、私だけ呼び出されてきました。
それを見ていたほかのスタッフから
「店長は〇〇さん(私)に冷たい」「あたりがきつい」
と心配されたことも何度かありました。
店長は、私自身が気に食わなかったのだろうな、と
正直日々の職場で感じることはたくさんありました。
それでも、お互いにそこは私情だと割り切って、働いていけると思っていました。
でもそれができなくなったんでしょう。


今回の解雇問題、それを聞いた半分のスタッフが驚き、怒り、
悲しんでくれました。ありがたかったです。
私がいないと困る、なんて言ってもらえて、頑張ってきたことを
見てくれてるひとはちゃんといたんだな、と救われた気持ちになりました。
今も働いているスタッフの人たちからしたら、私の味方につくことは
店長派閥とも敵対してしまうということで、
今お店の内情はなかなかぎすぎすしていると聞きました。
今までだったら、きっと、もうしょうがないことと割切って
みんな元通りの顔をして働いていたんだと思います。
それが難しいくらい、今回の解雇は突然で、理由が不自然だったのだと思います。

何人かですが、馴染みのお客さまに挨拶ができないまま終わってしまったことが、今さらながら悔しい気持ちになります。
いつも声をかけてくれたひと。私にレジをしてほしいと頼んでくれるひと。
あなたがいるからここに買い物にくるんだよと言ってくれたひと。
幾人も浮かぶお客様とも、十年を超えるお付き合いだったのに。
交わした会話は多くはなかったのですが、私のことだけじゃなく子供のことにまで気を配ってくれたお客様や、
私がいちばん信頼できる、働き方をみたらわかる、と言ってくれたお客様、
あの人たちにも私は支えてもらって働けていたんだなと、
とてもとても感謝しています。
どうやったらそれが伝わるかわかりませんが、
この気持ちはいつでも持ち続けていようと思います。
もしかしたら、ひょんなところでお会いできるひとがいるかもしれない。
そう信じて。


この書面を読んでグラグラしていた日、
友人にラインを送りました。
彼女は本当に面倒見が良過ぎで、どんなに自分が不調のときも
困っていると知ると助けてくれます。
それがとても申し訳なくて、そんな彼女に友達だと思ってもらえてることが
嬉しくなります。
今回も、的確で親身なアドバイスと、やさしいことばで、
私はかなり回復したのですが、そのなかで一番肩の荷を下ろさせてくれた言葉がありました。

『店長もいっぱいいっぱいなんじゃないかな。
あなたのことを悪く言って切るの、良心が痛まないわけない』

ああ、そうだよなぁ。そうだったらいいって、本当に思っていたから、
言ってもらえて心が軽くなったんだと思います。
腹も立つし、後輩ちゃんに今されていることも「!?」となりますが、
13年いっしょに働いた時間に、何も築けなかった方がしんどいと気づきました。
いつも私に大事なことをぽんと放り投げてくれる彼女にまた好きが積み上がりました。もう大変な高さです。

さて、愚痴ったので、またお話と詩をたくさん書きたいと思います。
よかったら読んでやってくださいませ。

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