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「仕合せ」の解説のような

しあわせ、というのは難しいものですよね。
周りからは「しあわせ」に見ていても、
本人が望んでいるものとは違うものなのかもしれない。

逆に、本人が溶けてしまいそうに幸せなことを、
他人からは恐ろしく、救助が必要な状況にみえることもあるのでしょう。

しあわせになってほしい、
とひとは願いますが、
それはなんて勝手で、
そして叶ったのかどうかを判断できない事柄でしょう。

私は幸せです。
書くことに出逢えたこと、
それが少なくとも向いている側であることに感謝します。


私は
私であるだけで
倖せよ

どんな声を放り込まれても
打ち返すこの声が
私ならば恐くない

私の骨の色まで染め抜いて
言葉が立つ
それが幸せ

ただひとりだけ
ただひとつだけ
だったことを通り過ぎて

私が
私のその有り様を
しあわせにしたの

「仕合せ」


しあわせになるために生きることは辛いかもしれません。

しあわせに生きることの方が、
誠実かもしれません。

でもその答えは、結局自分自身で判断するだけのことなんでしょう。
という詩です。


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