うちに猫います
うちには、わりといつも猫がいます。
私が小さいころは田舎の家に10匹ほどが前後して住んでいました。
私の面倒を見てくれていたのも、猫社会にもいろいろあるんだね、と教えてくれたのも、生きると死ぬことは私たちの日常にあるんだよ、と教えてくれたのも、猫でした。
田舎を出てから、借家を転々とし、また田舎に戻ったり、出てきたりで今に至るどの時間にも猫は(大体は犬も)いました。
猫がいるてもいい借家はちょっとぼろっとしている家が多くて、でもそれが田舎の古い家を思い出して好きでした。
今の家は、ちょっと中にいっしょに住むことはできなかったのですが、母の知り合いの大工さんに安く小屋を建ててもらい、冷暖房付き、ちょっとキャットウォーク的なもの付きにいてもらっています。
【うちの子紹介】
冬夏(とうか)ちゃん
・うちでは一番の古株猫。
・兄弟、お母さんが亡くなってっも頑張って生きてくれてる。
・声がすごくかわいい。
・お母さんの紅葉譲りの緑の目がきれい。
・めちゃくちゃシャイなので写真にほとんど撮らせてくれない。
舟夫(ふねお)
・通称ふーちゃん。
・もともとは別のおうちで飼われていたけれど、
飼い主さんが高齢で飼えないとうちに養子にやってきた。
・へたれさん。
・もともとがふーちゃんという名前だったのを、うちに来たのを
きっかけに私が漢字の名前を贈る。今は「ふねお!」
で振り向く。
・冬夏ちゃんと仲が悪い。
千紘(ちひろ)
・通称ちーちゃん。
・ものすごくおっとり。というかどっしり。
・うちの子供でも、近所の猫好きな人でも、
猫の触り方知らなさそうな子供でも
お腹を触らせてくれる稀有な猫。
・この子も兄弟、母猫と他界してるけど生き残ってくれてる子。
・ふーとも冬夏ちゃんとも仲良くやれるので、いつも
二匹のクッション役。ありがとう。
洗濯物を干すのが辛い季節も、この子たちがあっちこっちで日向ぼっこしていると、頑張れる。ちょこちょこお腹とか顎の下で指先を温めてくれる。
猫は言うこときかないと言われるけれど(そういうところも魅力だけど)うちに来た子はわりと人語を分かってくれるから、ふつうに「そっちいって」
「危ないからどいて」「こっちきて~」とお願いするときいてくれる。
毎日顔をみるとすごく幸せにしてくれる。
体はあたたかで、やわらかい。
完璧な生き物だ、と目にするたび感動する。
うちの子だけじゃなく、どこのどんな猫も素晴らしい。美しい。
うちの次男が動物全般アレルギーがあるのが本当にかわいそう。
でも生き物が好きだから、少しずつ体調をみながら触れ合いをもってみている(触ってどうのというのはほぼなく、手を洗えばなんともない)。
長男はまた犬にもお家に来てほしいらしいから、いつかそれが叶うといいと思う。
ただうちの子可愛い、と書きたかっただけでした。
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