見出し画像

午前二時に布団にのしかかるのは美女でもお断り、と言うはなし


私には、ときどき不思議なことがおきます。

霊視してもらったひとには、
「あなたの魂はすごくつよいし、あなた自身もすごくつよい能力をもってる」
と言われましたが、
それを視てもらう前から私のまわりには、
けっこう不思議がありました。

そんなことがちょっと立て続けに起こったので書いておこうと思います。
あ、
恐くないです。
たぶん。

まずはひとつめ、
前に書いてないかなぁ、、、と思うのですが、
この間、夕方ごろに家路を自転車で走っていました。
すると右側の足首を何かがつよく引っ張ったのです。
本当に物凄いちからで、
自転車が止められ、私は左足を地面につけて掴まれている右足を視ました。

そこには、爪のするどい(といっても別に突き刺さりそうではない)四本か五本の長い指(猿人よりもっと細くて、よく創作物で出てくる猿の手のようでした)を持つ手と、その先の腕にはフクロウのきれいな深い茶色の羽毛がびっしりと生えていました。

私は思わず振り払おうと思ったのですが、
その瞬間、見事にそれがはじけ飛んでいってしまったのです。
塵も残らん、という感じに。
そうなって私は、ちょっとごめん、と思いました。
でもいきなり足を掴んだら加減できないわ、とも。
あの羽毛はちょっと触りたいくらいふわふわでしたが、
手の部分があまりにもサルのミイラのように細くて、
力も老人の出す魂限りのような掴み方だったので、
何か言いたかったのかもしれないけれど、、、でもびっくりよ、あれは。

と、
いうのが一個目。

もう一つのほうが、タイトルになっているやつです。
はい、
つまり私のベッドに午前二時にのしかかってきた美人さんは、
(多分)生霊だったのじゃないかな、と言う話です。

あれは、
夜中。
体が動かないな、と目を覚ますと、何かが体に乗っかっている気配が。
目を開けると、私の右肩のあたりにしなだれるようにしている髪の毛のきちんと手入れをしていそうな女性が。
ばっちり目が合い、
あ、これは入ってくるぞ、と直感しました。
女性がきれいな顔でにやりと笑った気がしました。
なので、思わず
「やめろ」
と、私は言ったのでした。
そしてそれはやっぱり霧散してしまい、
あれが本当に生霊だったら、マジごめんね、と思いました。
そのあとはしっかり朝まで寝ましたが、
起きてからも、やっぱりいくら美人さんでも午前二時に乗り移りに来るのは止めて、と思いました。

こちとら自力のつよつよ魂なので、加減なんてできないのです。
と、いうちょっと不思議話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?