「何も言わない」の解説のような
言葉を断られる、ということがあります。
圧倒的な質量の感情に抑え込まれて。
「そちらの言葉を聞きましょう。
でもこちらの言葉を受け入れてください。」
悪者みたいな一方通行の強者の顔ではなく、
殊更にやさしい笑顔で待つから、
あなたはいい人って言いにくいんですよ。
必要なことしか言わないひとでした。
あなたは。
おかげで勝手にその心を想像してはあれやこれや書いています。
文句は受け付けます。
だから、
いつか私が死んだら、
全部言えるようにどうか全部読んでおいてくださいよ。
今ならはっきり、そう言い放つのに。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?