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「賛美」の解説のような

「賛美」とは、
神聖なものを崇めること。
そして、恐れ多いものに感じるもの。
なのだと思うのですが、
この感情って、
生活のいたる所にあるなぁと思います。

花が咲くことも、
それによってほころぶ感情も。
虹が消えていく空、虹が存在した空を見上げていることも、
それに添うように動く心も。
朝に打ち寄せる世界に、
心もとなく浮かんでいる月の様子の手の出せなさも、
そこに立っている自身にも。

小さく、気に留めていられないような別れや再会に心は満たされています。

よころびよ
咲いた花よ

かなしみよ
萎んだ虹よ

あこがれよ
暮れていく月夜

さよならをしたため
明日へと漕ぎだせる

ひととであって
こころに出逢った

生きることよ
生きながら伸びてゆければ

「賛美」

心が、心のままに生き延びられますように。

そう在れる世界に賛美は様々なものから放たれていて、
その中で生きているのだな、
と書いた詩でした。

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