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余情

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小説。 あなたに一目会うために十年を繰り返すわたしのお話し。
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#二人

余情 50〈小説〉

 私は結局大学を卒業後、声を掛けて貰った書店で働くことにした。彼女はその頃就活の追い込み…

とし総子
1年前
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余情 47〈小説〉

 お正月の間、私がバイトに出てしまう以外の時間を、彼女と私は大体いっしょに過ごすことにな…

とし総子
1年前
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余情 46〈小説〉

 あなたがこの詩集の作者のことを、話してくれたことはなかった。どうしてこの詩をあんなにも…

とし総子
1年前
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余情 43〈小説〉

 クリスマスから年始にかけて、本屋は忙しかった。包装を頼まれることが増え、また図書券もよ…

とし総子
1年前
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