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余情

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小説。 あなたに一目会うために十年を繰り返すわたしのお話し。
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2020年8月の記事一覧

余情 6 〈小説〉

 ドアをノックする自分の手が震えた。 呼吸を押し上げている鼓動が、どんどんと圧力を上げて…

とし総子
3年前
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