見出し画像

日記エッセイ『便座って、消耗品ですか?』#68 (2024/4/11執筆分)

・面白いこととキツイことはかならず時間差でやってくる


「世の中は面白い事象で満ちている」。面白いことがあふれるほどあると信じるからには、面白いと信じる事象を如何に掬い上げるかが勝負だと思う。でも、長い間人間やってると「自分にとって気持ちのいいこと」を期待しても「都合の悪いこと」もしっかりやってくるし、だからといって自分に不都合なことばかりが訪れるか?というとそれも違う気がする。YouTubeやSNSが定着した背景には「なんか面白いことないかな」という本能的なものが渦巻いているから成立するような気がしてならない。

先日のエッセイにも書いたが、妹から13年モノのノートパソコンを譲り受けた。どうせクタクタになって、使い物にならないだろうと推測していた。
しかし、妹は同時期にipadを購入しており当時としては最高級品であったこのノーパソを持っていながら、ほとんどパソコンには触れない生活をしていたらしい。僕は妹とは真逆で、パソコンの虫でデジタルデバイスがなければ生命の維持すらできない(イヤ、知っている人は知っているけどこれ本当なんですよ笑)からね。そこで今日のお話。今回は話したいだけ書くから、
長いのを覚悟なされい。

実はXにもこれはポストしているんだけど、つい先日氷麦茶をパソコンにぶちかまし、3日ほど乾かしたもののキーボードがショートしてしまいキーボードが急逝なされた。そこでヨドバシカメラの通販が一番早いと思いBaffaloの一番安い有線キーボードを購入して使っているのだが、水濡れし乾燥させるまでの数日このパソコンを使っていなくて、こうして外付けキーボードであったとしても文字入力できるだけで、ものすごい感動と安心感に包まれる(あぶねぇーなー笑)。

パソコンは私物が複数あるし、職場にもネット環境が整っているので、極端な話端末や接続環境で困ることはない。困ることはないんだけれど、このパソコンをもらってから、寝落ちするまで肌見放さずでXを観たりYouTubeを観たりしていたので、使い勝手のいいデバイスがあるという安心感があるのは大きかった。

今、そのパソコンで記事を書いているのだが、挙動が完璧かと言われると、ちょっと怪しいところも出てきている段階(新品の外付けキーボードが悪さしているとは考えにくいが)たとえば、ミスタッチでもないのにbというキーを打っていないのに出てきたり、9や0という打ってないであろう数字が出てきたり、そんな状態。何せノートパソコンに水をぶっかけてしまった時点で、キーボードの真下にあるのは心臓部マザボ。一応動いているから即お釈迦という極端に重いショートはしていない(していたら起動すらできないだろう)が、間違いなくマザボにも水濡れが影響していると考えざるを得ない。悪いことがあればいいことがあるけれどしっかり悪いこともある。ナンヤネン。

だからといって、これだけ古いパソコンをメーカーに修理を持ちかけたところで、新しいPCを買ったほうが安く済む。ゆえにそう勧められて営業かけられるだけなので簡易的に処置しただけで利用を続けるのはあくまで自己責任で行っている。火災とか起きそうでヤバそうだったら、即処分しようと思っているけれど。

ちょっとほっとしているのは現時点では(全故障まで)即直行しなかったということ。繰り返すが、それが今後突然の故障に見舞われない保証にはならないし、これからの安心安全をまったく意味しない。ただし、別に大事なデータが入っているわけでもなく、そういう意味では変に楽観的に使っている。まぁ。このようにNoteを書いたりすることはできるので、とりあえずはちょっとは使えるんだろうと想定している。

・ヤンキーの車かよ。


そんなこんなで寝ながらAmazonを開いていたら、寝ぼけ状態でいいナと思ったJVCのパワードウーハーシステム(通称:ドラムカン)「RV-NB250BT」をぽちっとな?アッ、会計Paidyのままだった!というわけで、僕の収入からは結構な額の商品を買ってしまった。自分のお小遣いを多少抑えれば、買えない額じゃない商品だった。昔からJVCのドラムカンには憧れがあったし、まぁ買えてよかったかな?とか思っていたのもつかの間。2日後モノが届いた。しかし僕は知らなかった。ドラムカンミニコンポの本領というものを…。

掛ける曲は「SuperEuroBeatシリーズ」からELTと浜崎あゆみ。
世代がばれる。

試験運転音量、32段階の4段階目で十分すぎる音量が出る。ん?壊れてるんじゃねーのか?もうちょっとボリューム上げてBassブースターつけてみるか・・・。!!!!!!32段階の14段階目にベースを足したら…

家が揺れている。このままじゃ窓が割れる!即遊びに来てた妹が呆れ激怒の表情で飛んできた。

「兄ちゃん!あんたどんだけの音だしてるの!?」

「えっ。そんな音出してた?」一階の自室の真下に行ってみた。
「あんたには防音室が必要ね」

揺れている。床が、家全体が揺れて家自体がスピーカー化して地鳴りがしている。すぐに自室に戻り音を最小にし、電源を切った。ダメだ…僕の音量感覚で聴くととんでもない近所迷惑になってしまう…(すでに近所迷惑か)。

音の調整を数度試みたが、少なくともBassブースターは2つのレベルのいずれもこの家では使えないほど強力で、ごくごく最小の音にBassブースターを載せるだけで、軽く120デシベルを超えてしまう。この数値は環境省の環境基準の推定3倍以上の数値でジェット機のエンジンの音(120デシベル)を至近距離で聞いてもこのミニコンポはまだボリュームを上げられることを考えるとマシというほどの騒音だったのだ。このマシン、この家では使えない。。。

それでも高額だったこのシステムをなんとか使いたいと思った自分。昼間のうちに音量調節を試みた。iphone上の「サウンドと触覚」「ミュージック」をいじり、大きな音をセーブし、iphoneでのBluetooth上のボリュームを絞ったうえで、ドラムカン側の音量を調整することでBassを使うこともできそう。安心して使うには、ドラムカン側の音量を絞り、Bassをオフにすることで使うことができそうだ。何度も階下にいる人間に聞き、響いていないかの調整をして、それがかなうか、と思ったら。

階上・階下に響かないように調整はできた。ところが問題は真隣を含む近隣の家に対する防音配慮としてはまだ足りない。環境省が定める僕の住んでいる街の騒音区分:住宅街Aの騒音環境基準は窓を完全に締め切った状態で昼間:45デシベル以下、夜は40デシベル以下と厳格に定められている。サイコロ冷蔵庫の上に乗ったドラムカンからはどんなに抑えても、音が漏れていると考えられる。夜(19時以降)にBassを利かすのは問題だが、たとえ、一軒家であっても時間帯が昼間でも音量を可能な限り絞ってもなかなかBassブーストを効かすことはできなさそうだ。そもそもこのマシン、なんで買ってしまったんだろう。別に野外でライブするわけでもないのに、見栄だけで買って自爆してしまったな。音量を極限まで絞っても理想的な使い方ができなければ売るなりなんなりして処分するかもしれない。

この商品を使っている人はどういう環境で使っているのかすごく興味がある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?