僕の散歩カメラ機材の紹介(2024改訂版)(^^;
しばらくぶりの記事の投稿になります。
noteに記事を投稿していない間、生活面で色々と変化があり、生活が変わるとカメラも変わると言う事で、所持するカメラも変りました。
今回は、その辺りの事と、noteの仕切り直しの意味も込めて現在の僕のカメラ機材について書いてみようと思います。このnoteを始めた時、普段の趣味の散歩カメラにプラスして、旅カメラとして使いたいと言う事も考えて、Nikon Z5と高倍率ズームを基本にしたシステムを組んでみたんですが、今は中々遠方に出かけて写真を撮るという事は出来ない生活です。
でも、遠くに出かけられないからと言って写真やカメラをやらないって言う事は無くて、生活の中のカメラと言う事を考えて、Nikon Z5を手放した代わりに、今は、RICHO GRIII、GRIIIx の2台に加え昨年秋頃にSIGMA fp Lを購入しました。
GRについては、フィルム時代のGRと、デジタルでは1/1.7型CCDセンサーのGR digital IIIを所持していた事もあって、そのスナップシューターカメラとしての使い勝手と存在感は十分に承知しつつも、”28mm”と言う画角が自分の常用レンズとしては画角が広くて、APS-CセンサーのGRになってからはずっと見送って来たんですが、2021年に発売されたGR IIIxの35mm版換算で40mmと言うワイドめの標準レンズ搭載と言う事を知ってからは気持ちがざわついていました(笑)
Z5を手放した後、間にNikon Zfcや、富士フイルムのXT30等を挟みつつも、スマホと変わらないサイズで「今日は写真を撮ろう!」という日でなくても常に持ち歩けるGR IIIx と言うカメラと、この40mmと言う絶妙な画角が決定打で、受注待ちではあったものの何とか入手し、更には「40mmを使ってるとやっぱりワイドも欲しいな…」と言うカメラバカ病が発症し、元祖GRの28mm画角レンズのGR IIIも入手し、これで僕の散歩カメラスタイル・ミニマルシステムは完成しました…
…と思いきや、2台持ちと言う贅沢なGRに加え、やっぱり50mmレンズが使えるカメラが欲しい!「写真は50mmに始まり50mmに帰るのじゃ〜!!」と言う、別のフルサイズカメラ病も併発してしまい、それがこのSIGMA fp L 入手という経緯に繋がったと言う訳です(^_^;)
SIGMA fpについては、GRと同様のソリッドな風貌とシステム拡張タイプのコンセプチュアルなカメラで、使用用途に合わせたアタッチメント装備と言う独特のスタイルで以前から存在は気になっていましたが、SIGMAの I ラインと呼ばれるコンパクトで中口径のレンズの充実と言う所もカメラ好きのソソるポイントです。しかし、もう一度35mmフルサイズセンサーのカメラに手を出したのには理由もあります。
35mmフルサイズセンサーは、今や大手メーカーのミラーレスカメラのメインストリームで、やっぱり写真をやるからにはフルサイズのカメラを使いたいと思う人は多いと思いますが、画質やボケの大きさ、トーンのリッチさや描写の精密さ等の大型センサーの利点以外に、50mm標準レンズをフィルムカメラの時と同様に「あの50mmレンズの遠近感であの50mmの画角として使いたい!」という人も特にフィルムカメラ経験者には結構いらっしゃるんじゃ無いかと思います。
富士フイルムのXシリーズのカメラ、NikonのZfc等のAPS-Cセンサーのカメラでも”換算50mm”のレンズという物は存在しますし、例えば富士フイルムならば、XF 35mm F1.4 Rというレンズが、”フルサイズ換算50mm標準レンズ”という事になるんですが、画面の広さこそ50mmレンズという感じですが、遠近感は広角レンズになる訳です。ピントの深度もその分深くて、センサーサイズが小さくなると大きくボケなくなるのはこの為な訳ですね。解説がまどろっこしいですが、フルサイズとAPS-Cセンサーのカメラで、同じ場所を撮って見れば一目瞭然です。
35mm版の50mmレンズが”標準レンズ”と呼ばれるには諸説あって、その中の一説に「人の肉眼の視覚に近い。」という説があるんですが、やっぱりこの50mmレンズ感で写真を撮りたいっていうのが、SIGMA fp L に手を出してしまった最大の理由ですね。それでいてミニマルなカメラでって言う事も魅力的でした。
いや〜、ものすごい長い買い物の言い訳でした(笑)ホント戯言ですね!
さて、それでは、SIGMA fp Lの僕のシステムをお見せしましょう。
メインのレンズは、↓の2本。SIGMA 50mm F2 DG DN | Contemporary と、Nikon Ai Micro Nikkor 55mm f2.8s にRAYQUALのマウントアダプターを付けて、50mm F2 DG DNでカバー出来ない近接撮影をカバーです。当たり前ですが、レンズの描写の個性全く違います。
Ai Micro Nikkor 55mm f2.8s をfp Lに装着すると↓な感じです。SIGMA fp にオールドレンズをとなるとライカマウントやM42マウントのオールドレンズがメジャーなスタイルですが、マイクロニッコールの無骨な感じとマッチングも中々精悍です。
以下に少し50mm F2 DG DN | Contemporary の作例を貼ってみます。50mmレンズの自然な遠近感は、特別なロケーションじゃなくても、撮影した時の気分みたいな物が乗っている感じがします。
更に、マイクロニッコールの作例も少し。オールドレンズの部類になりますが、SIGMAとはまた違うシャープさと、何か重さがある感じです。
結局、SIGMA Contemporaryの I シリーズのレンズでは、35mm F2 DG DNを加え、更につい先日90mm F2.8 DG DN も加わり、なんだか立派な撮影システムが出来てしまいました(^^;;
しかし、恐るべしは、SIGMA fp / fp L の沼! SIGMA沼はレンズだけでは留まらないんです… またその辺りは追々。
また次回の投稿では、fp L と、I ラインContemporaryシリーズレンズの使用レポートを書こうと思います。後は、fp L での写真や、殆どいつも持ち歩いているGR IIIx の写真とかもポツポツ投稿しようと思います。
では、また次の記事で!
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