ニセコクラシック 2023
宮田さん「おい、ニセコ出るぞ」
高村「はい」
で決まったニセコクラシック。日本でも数少ないラインレースだし、学生のうちの方が圧倒的にでやすいのでここしかないと思いエントリー。
レース半分、旅行半分楽しみがある。今年のいい思い出を作ろう。
1日目
家を12時頃でてカトサイで色々買った。飛行機が16:55で、自転車を預けないといけないので早めに15時くらいに着。初めての飛行機輪行なので何か問題があっても対応できるようにかなり余裕を持って着いた。なんの問題もなく突破。
di2バッテリーに関してはpdf資料を見せてバッテリー規定に引っかかっていないと説明した程度。
預け後はしーまさんと井出さんとしんのすけと合流。
しかししーまさんが手荷物検査で引っかかった…。携帯工具についていた小さいナイフがあかんかったようだ。
ダッシュで荷物預けの方に行って事なきを得た。
適当に時間を潰して飛行機へレッツゴー✈️𓈒𓂂𓏸
北海道上陸後は木曜入りしていた荻野さんとも合流。そして飯。
金曜のうちにニセコまで移動するのでこっからニセコまで爆走。
のまえに
北海道を感じてきた。今回はセコマにたくさんお世話になりました。コンビニなのに安いのが強い。
新千歳からニセコまでかなり距離があるが道中街中を抜けると全くと言っていいほど信号がない。しかも道もキレイ。動物も2. 3匹みたかな。
23時頃到着し、荷物を宿にぶち込む。
とりあえずバイクの生存確認と組み立て。
就寝は1時前。
2日目
レース当日も朝早いので前日のうちから多少体を慣らす為に4時頃に起きる。が、2度寝3度寝を繰り返し6時半起床。
バイクは前日のうちに準備完了していたのでご飯食べて着替えて走りに行く。コース終盤を走ることにして残り30km地点まで行き、帰ってくることにした。この残り30kmから現れる通称10分坂が勝負どころであり、ここを耐えられれば集団ゴールが見えてくる。
ちなみに大東さんが5倍で登った結果13分だったらしく当日は5.5倍くらいを考えとかないといけない感じだな〜と思ってた。
10分坂が終わっても勝負どころになりそうな登りは何個もあるので当然油断は出来ない感じ。
走り終わったら受け付け行って諸々貰ってくる。
昼飯の時間も近いので宿に戻って体を洗って昼飯
ドカ食いして血糖値スパイク気味だが、ここで寝たら夜寝れない事案が発生してしまうので耐える。
Netflixが見れるのでツール・ド・フランスのアレを一生みながらピザ堪能。
夜までダラダラして昼セコマで買ったパンやらおにぎり食べて20:30就寝。
3日目
レース当日
2:30起床。ちょっとダラダラして3:00くらいには体を起こす。レースが6:15からなので3時間前から食べ始める。
早く食べることは寝起きにはつらいのでゆっくりでもいいのでひたすら口を動かして食べる。パン、バナナ、ゼリーなど糖質、炭水化物を中心におよそ1000kcalほど摂取出来た。
冬場に4hくらい乗るロング練の時は1000kcalくらいとると良いとあったのを思い出した。
カテゴリー
目標
結果
パワーデータ
使用機材
空気圧
コース
コンディション
補給
塩餅ⅹ2 (1個149kcal)
ジェルⅹ6 (1個120kcal 25mgのカフェイン入り)
グミ (211kcal 合計75mgのカフェイン入り)
レース
19〜34歳カテの真ん中スタートくらいでしーまさんと隣。ローリング時に前に上がれなくともポジションキープ出来ればいいかなと。
実況「1分前」
実況「 1 minutes」
ああ、外国人選手も一定数いるから英語でも言うのか。1分前とかになっても変な緊張もなくいつも通り。いい感じだ。
実況「10秒前」
実況「10minutes」
選手「…………………?wwwwww」
くっそ笑った。さすがに耐えきれなかった。いい緊張の解し方だね。外国人選手からしたら本当に頭がハテナだろうな。
実況「あ、申し訳ありませんw 10seco…パァン!」
実況者に食い気味というか、もはやモロかぶりでスタートの合図が鳴った。
ローリングは6kmほどと聞いていたのでかなり長め。登りが始まる区間からリアルスタート。そこまでペースも上がらず4.5倍から5倍弱といったペース。逃げたい人や前にあがりたい人はもっと踏んで上がってくる。
コースマップをガーミンにぶち込んで見ようかと思ったけどピコピコうるさいのでつけてない。なのでコースがよく分かってない。どんなコーナーがあるか分からない。
下りは頭下げれば80km/hくらい出るししっかり前見て走らないと本気で死ぬ。
下りからの直角コーナーが現れてフルブレーキ。あぶねーと思ったら散ってる人が数人。これはちゃんと見てないと死ぬわ。
と思いながらコーナー後は登りで中切れというかもうちりぢり。ペースあげられて伸びるとまずいので早めに復帰。
その後は何事もなく、パノラマラインへ。スプリントポイントが終わった直後からスタートなので分かりやすい。
長い登りでペースが上がりきってないため、横いっぱいに広がっている。下りまでには先頭付近に上がらないと中切れにあったりといろいろ面倒なので先頭をめざして走る。みんな前の方にいるしね。
ペースはだいたい4.5倍。勾配もきつくないので全然耐えられる。イメージとしては前半雨沢っぽい勾配で後半は戸越の緩い区間みたいな感じ。
半分すぎたあたりで上手いこと先頭付近まで上がれた。嶋田さんや大東さんもいる。知り合いの近くはかなり安心できる。
KOM地点通過後も90m程登る。適当にローテ回ってたらなぜか後ろがいなかったのでそのままのペースを刻んでたら2人ブリッチしに来たので集団と数秒差で登りきる。
下りは15kmほど下るので筋肉を解しながら下っていく。下りで開けた平地が出てきて数キロ先のコースが見える。シンプルに綺麗。
下りきり後に補給所があり、左側にしかないので案の定大渋滞。何とか水を貰えたが半分くらいしか入ってなくて残念。
ボトルを貰うとみんな一斉に右側に行くので何かと思ったらトイレ休憩だった。ちょっと面白い光景を見れた。
その後は平坦区間が続くのでサイクリングペースになる。
ずっとしんのすけの姿を見てなかったがパノラマラインで先行して山岳賞を取っていたらしい。おめでとう。
85km地点のちょっとした丘をハイペースで登りきることがあってちょっと焦ったが何とかクリア。またしばらく平坦区間が続く。
大東さんから「イツキがにげてる」と言っていたので蓋する動きをしていてめちゃ大変そう。自分もローテ回っていたが、基本的には同じ動きでローテしていたら何故かまたひとり抜けてしまう。
数値的にもバカふみしている訳でもないのに結構離れていくのでチャレンジする意味でも全力で小出さん目掛けてブリッチしに行く。
ちなみに何秒差なのか全く知らない。
集団は大東さんが押えてるしそもそもペースもそんなに上がってないので誰かが乗りに来てくれたらなーとか思ってた。
2kmほど走ると鋭角コーナーがあり、曲がると向かい風気味。バイクモトに前との差を聞いても分からないと。
開けたとこに出ても前が見えないので少なくとも1分以上の差があるなーと。後ろも結構離れたと思ったが向かい風により埋葬され、芋掘りしただけの人になった。
集団に戻って前との差が2分と聞く。1人じゃ無理でしたね。わんちゃん配信にも映ってないかなーって淡い期待も抱いてた。見返したけど写ってない。
気づいたら勝負どころの10分坂だった。集団中盤にいたのでここはミス。前に居ないとだった。
ペースは当然あがる。芋堀りでドカ踏みしたせいで感触がとても悪い。2分くらい頑張ったけど足つりで終わった。
4倍が限界で4.5倍だとつりそうな雰囲気がくる。以降はペースの合いそうな人とローテを回しながら消化試合。
何とか生きて帰ってこれた。
勝負どころでまだ踏める余力は感じられるのにつって勝負に絡めないのは本当にもったいない。長丁場のレースで足がつることは頭に入っていた。
足つりの具体的な対策
・レース1週間前から水をたくさん飲む。だいたい飲む量を2倍くらいに増やす。
・レース中は重ギアで踏まない。ケイデンスが100近いくらいで回して筋肉へのダメージを減らす。
自分なりに考えた原因
・水分不足
・カフェインの多量摂取
水分補給についてはちょっと不満もあるけど用意してもらえてるだけでもありがたいと思うべき。
カフェイン摂取量に関しては事前に宮田さんと話てる。
「カフェインたくさんとるならその分水を飲まないと足つる」
今回のカフェイン摂取量は朝に飲んだレットブル80mg 、レース前、中に食べたグミ50mg、補給のジェル25mg×4
計230mg
いつも自分が使ってるカフェイン錠剤が200mg。直近のレースだと平田、リトルで使ってる。平田は大丈夫だったけどリトルではつりかけるシーンがあった。
長距離レースだと東日本の群馬でも後半からあしつりでごまかしながら走って最後は動かなくなり遅れてゴール。
もっと水を飲むかカフェイン量を抑えないとダメだった。ピンクのジェルはカフェイン入ってないと思ってた。自分のミス。
ターゲットレースに備えきれなかったのが悔しい。
嘆いてもしゃーないので次に活かそう。
レース後
サポートの荻野さんにポカリを貰えた。水不足の自分には体にしみた。ありがとうございます。
山岳賞の表彰待ちが結構長いのでとりあえず食い散らかす
表彰終了後は荷物をまとめて札幌市内へ移動。今回は月曜も滞在予定なので札幌で1泊。
の前にちゃんと腹ごしらえ
札幌着後は荷物を置いて風呂入る。
しかし、日曜の17:00前
言いたいことはわかるな?
ちゃんと見てから風呂はいって夜飯レッツゴー。
飲み食いして眠気に襲われ日曜終了。
4日目
7:00起床。
朝から乗る予定だったがしんのすけが爆睡の為チェックアウトしてから乗る。
今回ジャージを1着しか持ってきてないし洗い忘れたのでラフな格好で。
ちなみにくっそ空気抵抗でめちゃ遅い。np周りと20wくらい違いました。
んで昼飯
北海道を充分に楽しんで空港に向かってレンタカーを返して新千歳へ
だが荷物預け場が異常なほど混んでる。半分くらいはニセコ帰りの人っぽかった。早めに来ててよかった。
でもしんのすけと荻野さんが乗る予定だった飛行機が2時間遅れ…
自分らがセントレア着いたあたりに新千歳を経つ。
帰りの飛行機は涼宮ハルヒの消失を見て帰った。半分しか見れなかった。
空港着
井出さんとしーまさんともお別れ。
家に帰るまでが遠征なのでまだまだ気が抜けない。と思いきやなんか車の鍵が開かない…
最初はキーの電池切れを疑ったが車内等がつかない…これは………………
バッテリーあげてもうた()
仕方ないのでJAFることに。家族会員なので
無料‼️でした。その後無事帰宅。
やっぱ家帰るまでが遠征だね。
長くなりましたが終わります。
𝑺𝑼𝑷𝑬𝑹 写真 𝑻𝑰𝑴𝑬
来年も出たいな
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?