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コラムの裏側 Another Story        Find purpose, the means will follow.

https://the-ans.jp/photo/356703/

コラム7本目はニース、イングランド戦前のキャプテンズランからAnother Story.

ラグビーW杯の選手登録は33人、うち試合に登録できる選手は23人。すなわち毎試合10人は試合に出られない。33人に選ばれても、桜のジャージー姿でピッチに立つことなくW杯を終える選手もいる。2試合を終えたこの時点で試合に出ていない選手が7人いた。

どこかで彼らの姿を伝えたい。チリ戦、日々の練習、そしてイングランド戦前のキャプテンズランでそのきっかけを探っていた。イングランド戦を終えて次のサモア戦までは11日間、試合前となれば出場予定選手が会見場に姿を表す。ゲームに左右されないこのタイミングしかなかった。

そしてそのタイミングがやってきた。モナコでの練習後、津久井信介メディアマネージャーは、シオネ・ハラシリ、垣永慎之介、堀越康介の3選手とともに会見場に現れた。津久井マネージャーは、試合に出ずともチームを支える存在を「柱」と呼び、その貢献を讃えていることを伝えた。

彼らの存在をこうして伝えてくれる津久井マネージャーも大切な「柱」。もちろん彼だけではなく料理を担当する西シェフはじめ、チームに帯同する全スタッフが日本代表だ。選手たちだけでラグビーは戦えない。多くの支えがあってこそ。その存在を写真を通して伝えたかった。

イングランド戦前のキャプテンズラン。以前のnoteでも書いた通り、この日の練習はなんとも穏やかだった。写真を見返すと、その和やかな雰囲気を作っていたのがハラシリであり、垣永であり、柱の選手たちだと感じた。


良かった!これらの写真たちを世に出すチャンスが巡ってきた。思いを込めてキーボードを打った。まだまだ見てもらいたい写真があった。コラム故、写真の枚数にもそれなりの限界がある。この日会見に登場した3選手の写真を選び、送信した。

今、自分にできることを。自分にしかできないことをしよう。その思いをひとつ叶えることができた。Find purpose, the means will follow.目的を見つけよう。手段はきっと後からついてくる。

さあ、ここからはW杯地獄のデスロード突入。ニース、マルセイユ、パリ、ニース、5日間で4試合、怒涛のゲームラッシュへと突入です。

ドミトリーの一階はBarだった
イングランド戦にて
ドミトリー近くのベトナム料理屋。ほんとにお世話になった

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