コラムの裏側 Another Story エベレストを目指すために。リヨンで感じた強者の戦い方
https://the-ans.jp/photo/361903/
コラムの裏側。今日はナントの前で撮影したリヨンでのニュージーランドーウルグアイの一戦からAnother Story.
面白いようにパスが通る、どうすれば相手をかわせるのか知っている。ニュージーランド『オールブラックス』のラグビーは美しかった。
ニュージーランド代表の試合は開幕戦で撮影した対フランス戦以来。フランスとウルグアイ、相手の違いはあるものの、ニュージーランド代表のラグビーはフランス戦と比べてまるで違うように見えた。
例えて言うならば、エンジンが温まってきている。確実に調子が上がっていきいる。そんな印象だった。
W杯、プール戦も半ばを過ぎ、上(決勝トーナメント)での戦いを見据えたチームとそのほかのチームの差が明確になってきた。はっきりと言うなれば「優勝」を目指すチームとその他…。
優勝を目指すチームは、「決勝」にチームのピークを合わせてくる。ニュージーランド代表は初戦のフランスに負けた。ただそれは負けが許される“予選”であり、負けが許されない決勝トーナメントではない。
約2ヶ月にわたるW杯という舞台の最後にどう辿り着くか。一言で言えば『ピーキング』をどう作るか。それが世界一へのプロセスだと感じた。
話を試合に戻し、B・バレットやダミアン・マッケンジーの顔は本当に生き生きとしていた。調子が良いことがその表情やプレーから伝わってきた。キラキラとしたオーラを纏い、リヨンのピッチを彗星の如く駆け抜けた。その一瞬の輝きに何度も目を奪われた。
W杯の取材記を現在編集中です。BASEにて予約販売中です。W杯の報告会も名古屋、大阪、東京にて開催します。
売り上げは、今後の取材活動費として大切に使わせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
これからも活動を続けていくため、よろしければサポートをお願いします!いただいたサポートは取材活動費に使わせていただきます!