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波野發作は #NovelJam を知っている

来週にNovelJamを控え、座禅を組み、精神統一を図っておるところに来客あり。

「波野發作さん、こんばんわ。運営です。自己紹介をnoteに書いてってメールを送ってあったんですが、届いていますか?」

ああ。届いておる。届いておるよ。いまTwitter(https://twitter.com/fuliefool)に、クソつまんない小ネタでも投稿しようか考えておったんじゃから邪魔するな。
Facebook(https://www.facebook.com/akitext)は本名だからあまりつまんないネタは振れない。あんたもわかるだろその辺。インスタはやってねえ。あれは若者文化だからおっさんは来るなと娘に釘をさされておるよ。

「読んでますか?」

ああ、読んだとも。読んでおるともよ。びっくりして何度も読み返したわよ。穴が空くほど読んだんでiPhoneに穴が空いちゃったわよ。

「それで、なんで投稿してないんですか」

バカモン。任意じゃそんなもん。やろうがやるまいがわしの勝手じゃ。

「反抗的ですね。晩ごはんオミットしますよ」

すみません。それは勘弁してください。
でもさー、もともと反体制側で生きてきたんだから、急に体制寄りになれとか言われても無理じゃね? あーた。わたしフリーランスですよ? 社会不適合者ですよ? 会社勤めが無理で飛び出して、フリーで編集やったりライターやったり、IT関連企業で派遣社員やったりしてるわけですよ? あと友達のお仕事の手伝いでエアコン清掃のバイトもやるぜ。肉体労働もこなすオールマイティなフルレンジ攻撃汎用型フリーランサーなんで、お仕事のオファー待ってます。なんでもやります。なんでもできます。信じるか信じないかはアナタ次第。

「まあいいでしょう。晩ごはんはありにします。ではお昼ご飯はどうかな?」

ちょ。小出しにメタボおやじをいじめるのは勘弁してください。ぶっちゃけもうアラフィフゾーンに突入してますからね。食前食後に処方薬を飲むようなお体なんですよ。ああ、少し飯を抜いたほうがいいのか、むしろ。思えば20代は編プロ勤務で実用書とか作りまくり、一旦リタイヤして印刷会社に3年。そしてやっぱり本が作りたくなって再び編プロに入ったわけで(その後フリーに)、当然食生活は乱れまくり。50歳が見えてきたあたりでだいぶガタが来ている。とはいえ、2、3日徹夜するぐらいの体力はある。NovelJamにはコンディションを整えて望むつもりだから、座禅の邪魔をするな。わかったらもう帰れ。

「朝食は?」

作業を朝飯前にするためには、朝食は必須でしょう。そのぐらいわかれ。

「ご自身のキャッチフレーズを20文字以内で書いてください」

タイトル参照。20文字ぐらいで書いてあるだろ。

「好きな作家、好きな作品は?(複数回答可)」

「あれ? まだ『あなたの代表作は?』の質問ではないですよ?」

いいじゃねえか自分が好きでも。悪いのかよ。

「あ(察し)。いえ、いいと思います。好きな作家=自分。素敵ですね(痛」

ぐぬぬ。

「ノベルジャムに応募したきっかけと意気込みを教えてください」

著者で応募したんだけど、俺の代わりに編集やってくれる人が1人足りなくて、また編集で駆り出されたんですよ。なんで、世の中の〈編集者〉全員を恨んでいます。みんなのUSBのデータが真っ白になりますようになりますようになりますようになりますようになりますようになりますように。

「やめてあげてw。意気込みの方はどうですか?」

著者で応募するための意気込みなら5000文字ほど書いたので、本記事の末尾に有料記事にしておきます。せめて現金化しねえとやってらんねえ。
編集としての意気込みなら、「絶対に手ぶらでは帰らない/帰らせない」とだけ言っておきましょうか。他に目的もないし。なあ?

「『編集』とは何だと思いますか?」

本作りそのもの。企画から構成、執筆、編集、レイアウト、デザイン、オペレーション、校正、校閲、印刷、製本、流通、販売、宣伝、回収、廃棄、処分、本に関わるすべてを内包するのが編集。スケ管とかごくごく一部の職務だけで編集とか名乗ってるやつはいますぐ名刺の好きなところを黒く塗りつぶすがいい。

「最終目標は?」

自分の著書だけの専門書店を作りたい。客は自分。

「執筆のお供と言えば?(ツール・音楽・お茶など)」

コーヒー。コーヒー切らしたらまた暴れてやっから。

「電子書籍の装幀についてあなたの考えを聞かせてください」

帯なしとかバカじゃねえの。

「あなた独自の販売ルートはありますか?」

それはぼくの土下座先リストのことを言ってるんですか? チーム機密に決まってるじゃないですか。

「あなたが担当する(した)著者にメッセージをどうぞ」

自分は運が良かったと思えるだけのことを絶対にしてあげます。

「あなたの「七つ道具」を教えてください」

Mac、AdobeCC、モリパス、iPhone、ロジクールのマウス、GoogleDoc、いらすとやさん

「尊敬するデザイナーや心に残っている装幀は?」

海野幸裕さん。だいぶ世話になったので、こういうときぐらい挙げておこうかなと。

「なんで全部答えるんですか?」

全部できるからだよ。

「気分はどうですか?」

ああ、あー、まあ好き放題書いてたら少し気晴らしにはなった気がする。

「自己紹介記事があってよかったでしょう?」

それはもはや否定できない。

「その他、ご不明な点などありましたら、事務局までご連絡ください」

クラファンで20万出した人は一体誰なの??????????

「言えません」

チックショーーーー!!!

「当日のお楽しみです」

ていうかそれってこの自己紹介アンケートの意義と矛盾しない?」

「当日時間ないんで、できるだけ手短に交流してもらいたいんですよ」

確かにな。まあぼくは表明した人については独自に調べて、リストにしているから。

「お疲れ様です。もう帰りますね」

ちょw待てよ


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