ハウス倒壊被害の現場公開【自民党秋田県連 視察】
ファーストレディよりヤクルトレディになりたいJAうごの佐藤です。
そのクイッと飲む1杯で、幸せになりたい。
ええ。
そんな、羽後町です。
※今回の記事は、大真面目なんで長文になってます。お時間のある時に見てもらいたいです。
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▼ ハウス倒壊被害の現場公開【自民党秋田県連 視察】
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今回の大雪で莫大な損害が秋田県の県南地区に発生しました。
いや、発生中の現在進行形です。
雪は降っていますし、消える時にも被害は拡大しますので、雪害はまだまだ増えます。
始めに、ここをしっかり書きます。
僕は長年記事を書いていますが、自然災害の写真や記事を詳しく取り上げた事がありません。
なぜなら、自然災害の大半は人が防げる「人災」と呼ぶ事が出来る被害がほとんどです。
その少しの被害を膨らませ、誇張し、農家のプライドを傷付ける事、農家が喜ばない記事は一切書いた事がありません。
ところが、今回未曾有の大雪被害に見舞われました。
自衛隊も派遣されました。
羽後町では、毎日の様に、人命に関わる被害も発生しています。
僕は、JAうごで施設農業(ハウス栽培)を担当している中心的なスタッフです。
本音を言いますと、「今回の雪害によりハウス保有農家で、大小とわずハウス被害が発生していない農家はほぼいない。ほとんどの方にハウス被害が発生いる」とんでもない状況であります。
『2021年秋田県豪雪は、人災じゃない、真の天災』です。
今回、農家さんと相談して被害写真を載せる事に決めました。
そういう記事が、今回の記事になります。
意味がある記事にします。
昨日、秋田県の県議会議員(自民党県連)の先生方と関係者、約10名が雪害被害を視察されました。
横手市で「ぶどう園とりんご園」、湯沢市で「せりハウス」、最後にJAうごで「花きハウス」を視察されました。
僕は、JAうごから1人同行し説明させていただきました。
今回の被害に合われた農家さんは、17棟のハウスの内、7棟が倒壊被害に会いました。
40年以上同じ場所で栽培し、今回初めて雪による倒壊の被害に会っています。
周年栽培の為に、現在収穫中のラナンキュラスのハウスや孔雀草のハウスや、春に収穫予定で栽培中のフリージアのハウスもありました。
また、春先の早い時期に、スプレー菊を定植予定のハウスや、その菊の育苗する為のハウスもありました。
秋田県は「水稲から園芸拡大へ」を大テーマに掲げ、6~7年前から農業施策を進めています。
順調に園芸品目の面積拡大と共に、販売実績も拡大してきていた所でした。
ここで、大ブレーキ、再び園芸の販売実績が激減する可能性が出てきました。
コロナのワクチン接種が2月から始まるそうです。
ワクチン接種が進んでも、安定的な輸入は不透明であり、国産の価値は上がるでしょう。
産地(現場)の声を聞いて頂き、少しでも産地を、農家のためになる手厚い支援を求めます。
机上の空論になる支援は、必要ありません。
今は、県南の園芸の未来が見えない状況ですが、必要なのは「希望」です。
「希望」を農家は求めています。
ここに、被害の詳細を載せる事を決めたのは、この県南地域に「希望」を獲得する為であり、農家さんと相談し了承頂いて、悲惨な様子を見てもらいたいと思います。
・資材の再購入
・被害ハウスの撤去
・ハウスの組立
・除雪、排雪、消雪のコスト(燃料費他)→被害にあわない守っているハウスにも莫大なコストが発生
・支援対象者、対象内容の拡大(現状維持もしくは希望縮小でも対象にしてほしい)→高齢化による規模拡大のみ対象は、全体面積の減少に拍車をかける(この被害で農業止める!をとめたい)
・撤去、組立に関わる作業員の手配(現場では思った以上に時間がない、作業に手が回らない)
以上、好き勝手に書いてしまってすいません。
上司に怒られるかもしれません。(今回の記事は削除の可能性あり)
長文になって、思いを吐き出してしまいました。
どうか、助けて下さい。
本当に、今回はみんな逃げられず、立ち向かう事しか出来ず、その結果この残念な結果になってしまいました。
#秋田県南地区では約1000棟のハウスが被害にあっている見込み
どうか、よろしくお願いいたしますm(__)m
#秋田
#羽後町
#横手
#湯沢
#JAうご
#JA秋田ふるさと
#JAこまち
#農家を助けて
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