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絨毯(カーペット・ラグ・マット)ってどこ製?

お店で売ってる絨毯ってどこの国で製造されているんだろうって思ったことあるでしょうか?
一般の人って、多分産地で絨毯は買わないのですかね?

絨毯といっても、色々種類もあるし、手織り絨毯か機械織り絨毯によっても産地は違います。

手織り絨毯でいえば、高級絨毯で有名なペルシャ絨毯はイランです。
手織り絨毯はハンドメイドなので、基本的に高級品がほとんどですが、
他にトルコ、中国、パキスタン、アフガニスタン、モロッコ、インド等。
手織り絨毯は特に商品に特徴があるので、産地によって個性豊かで、より好みが分かれる商品です。

機械織り絨毯だと、ウィルトン織りでは、ベルギーが有名で、トルコ、エジプト、マレーシア、中国等。
ゴブラン織りだと、ベルギー、イタリア、中国等。
こたつ敷きやホットカーペットのカバー等に使用するラグは,ほとんどが中国製です。

まぁ、機械織りでは価格が高めなのがヨーロッパで、リーズナブルなのはアジアの商品でしょうか。
近年、アジアの商品も品質が向上して実用的な商品が増え、見た目のクオリティーも向上してきました。
実際、絨毯を製造する機械もヨーロッパのものを使用しているケースも多いので、見劣りしない商品も多いです。

絨毯の産地はある程度限定されてきますが、日本に入ってきてない国の物もありますし、上記の国のほかにもスペイン、スウェーデン、ロシア、ルーマニア、モルドバ等々いくらでもあり、数は少ないですが、当然日本製のものも手織り・機械織り両方あります。

絨毯の殆どが輸入品で、輸入業者が国内の業者との商談で、品質や価格とのバランスを見ながら、いろいろな産地のメーカーを開拓してお客様の手元に届けています。

絨毯の場合、商品によっては出会いのようなもので、1点ものや、1回の入荷限りでリピートしない商品もありますので、気にいった絨毯に出会った場合は、ぜひ買ってもらいたいですね。

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