嗚呼懐かしきポケモンのバグ技

今でこそ、ポケモン=バグ技のゲームという印象はないかと思います。しかし、4世代までは様々なバグ技がありました。初代ではよくわからないポケモンを生み出すバグ、100レベにするバグ、違うポケモンに変えるバグ、極めつけはポケモンを大きくしたとも言われるミュウを生み出すバグなどなど。枚挙にいとまがないバグ技のカーニバル状態でした。2世代はあまり詳しくはないですが、これまた様々なバグがあったようです。3世代からは少し落ち着いてきて、技PP増加バグ、引き直しIDくじ、陸波乗りなど、比較的マイルドなバグ技が多かったように思います。一方で、今までがあまりにもバグ技が多かったためか、様々なデマも生まれた世代であったと認識しています。有名なのが、トクサネシティの前に珍しいオブジェクトの白い石があり、これに何回話しかけると当時超絶倍率の配布ポケモンでレアポケモンのジラーチがもらえるなどの噂が飛び回るようになりました。そして、4世代は相当数がやられたバグが存在しています。なぞのばしょバグというもので、シェイミ、ダークライが映画公開前から捕獲できると話題になり、ミュウの時のような大きな話題となりました。しかし、このバグ技、歩数をきっちり合わせる必要があり、これを1歩でも間違えてしまうと、二度と出ることができなくなるという大きな問題がありました。そして、異例とも言える任天堂公式がこの状態をカバーするキャンペーンが行われました。このように、今までのポケモンの歴史はバグ技とともにあったと言えるでしょう。こういうえ!?本当に!?みたいな真偽不明な情報がインターネットのない当時から誰でも比較的知っていた共有知みたいな状況にあったということが非常に面白いと思いますね。また、絶妙に子供の好奇心をくすぐる内容ばかりなのがいいんですよね。またこういうのいっぱい欲しいかと言われると、そんなことはないんですけどねw

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?