よしむらあき

よしむらあき

最近の記事

株式会社シアターハウス  長寿命の映写スクリーンを生涯保証へ

2023年12月 - 株式会社シアターハウス(Theater House Co., Ltd.) 2001年の創業以来、約13万本の映写スクリーンを提供し続けてきた株式会社シアターハウスは、製品の品質と耐久性に対する自信、及び環境保護への深いコミットメントを背景に、革新的な取り組みを発表いたします。2023年12月11日(月)から受注される電動スクリーン等の主力機種に対し、これまでの10年保証から生涯保証への変更を行います。 これまで製品の10年保証を開始してから13年間、

    • 映写スクリーンのシアターハウスから 電動木製ブラインドが新登場

      株式会社シアターハウス この度、映写スクリーンの製造・販売を手掛ける株式会社シアターハウスは電動木製ブラインド「パワースラット」を開発し、2023年11月から販売を開始します。「パワースラット」は天然木の高いデザイン性と断熱性を持つ電動木製ブラインドです。赤外線リモコン採用により、一般的な外部機器を使えば簡単にアレクサなど音声コマンドによる遠隔操作も可能となっています。 同社は映写スクリーンで培った独自の技術力&経験を活かすことにより、映写スクリーンと同様の「10年長期保

      • 2023 3月16日井戸水を利用した水冷システムの成果発表会(シアターハウス吉村発表)

        成果発表会  2023 3月15日(水)福井県工業技術センター         研修棟 C101会議室 14:00~                    住所:    福井市川合鷲塚町61字北稲田10 発表者:   株式会社シアターハウス 吉村明高 傍聴者:   約45名 まとめは page10-11 にあるが結論としてこのシステムにより夏季の冷房コストを 17,300円 程度に抑えることができた(250坪=818㎡ 全館)

        • 水冷システム 新聞での紹介 2023年 3月16日

          先日の発表会について地元の福井新聞、日刊県民福井が分かりやすくまとめていたので紹介します。 冷房電力 -95%減 井戸水利用システム検証 映写スクリーンなど製造販売のシアターハウス(本社福井市石盛町、勝村勝央社長)と県工業技術センターは15日、同社工場設置した井戸水利用の冷房システムの検証結果を発表した。水冷システムと遮断熱シートを併用することで、夏場の冷房使用電力量を平均約95%節約できたとしている。同社の吉村会長は「電気代が高騰する中、節電効果の高い取り組みとして多く

        株式会社シアターハウス  長寿命の映写スクリーンを生涯保証へ

          水冷システムの効果検証結果(工技センター発表)

          成果発表会  2023 3月15日(水)福井県工業技術センター         研修棟 C101会議室 14:00~                    住所:    福井市川合鷲塚町61字北稲田10 発表者:   福井県工業技術センター 主任研究員 奥田広行 傍聴者:   約45名 まとめは page12 にあるが結論としてこのシステムにより夏季には95%以上の節電効果、通年でも90%前後の節電効果が確認できた。 発表資料(21ページ)

          水冷システムの効果検証結果(工技センター発表)

          ゴミ拾いを「神様から褒められる一番偉い行動」と思い込む年商47億の社長が語る、幸せになる秘訣

          Dec.28,2022 yahooニュースより 毎夜熱戦が繰り広げられたサッカーW杯。4年に1度の大会のたびに、世界中から称賛されているのが、日本人サポーターによる試合後のゴミ拾いです。 「YouTubeでこの様子を見て、同じ『ゴミラー』として感動しました。私も会場で観戦していたら、きっと一緒に嬉々としてゴミ拾いをしていたことでしょう」  そう語るのは、年商約47億円の会社「プリマベーラ」を経営する吉川充秀さん。会社経営をする傍ら、8年間ゴミを拾い続け、その数100万個

          ゴミ拾いを「神様から褒められる一番偉い行動」と思い込む年商47億の社長が語る、幸せになる秘訣

          ハワイに行くとなぜ体調が劇的に良くなるのか

          まずもってボクはなんでそんなにハワイに行きたくなるのかまずその理由を考えてみた。 ハワイにはもうほんと、定期的に行きたくなります。なんでそんなに行きたくなるのか、よく考えてみるとそれは「滞在中は劇的に体調が良くなる」からなんですよね。身体が快適だから帰国してもすぐにまた来たくなるって事です。つまり身体は常に快適を求めているという事です。 やはりこの年になると日によって体調が色々ああります。具体的には気持ちが悪かったり、肩がこったり、頭が重かったり、下痢気味だったり(失礼)

          ハワイに行くとなぜ体調が劇的に良くなるのか

          「運がいい人」に共通している特徴

          2022 9/6(火)yahooニュースより 芸能界で一番有名な占い師であるゲッターズ飯田さん。彼がが感じた「運がいい人の特徴」について、一部編集のうえ紹介しよう。 人も運も集まってくる どんな状況でも、「自分は運がいい」と言う人に、運は味方する。はたから見て、それは大きな困難で、不幸にしか見えない状況でも、「いやいや、このくらいで済んだから、運が良かった」そう言う人に何度も会ってきた。 「このくらいで済んだから、運が良かった」とてもそんなふうには見えなかったが、そう

          「運がいい人」に共通している特徴

          水冷工場への道 まとめ

          はじめに井戸水を使った全館空調(冷房)システムのご紹介です。今までにないシステムを実験的取り組みで具現化しました。省エネの時代ですがこのシステムにかかる公の補助金等はもともと一切申請しておりません(前例がないので申請のしようもありませんが)。システムの概要を簡単に言うと冷たい井戸水を新開発の放熱フィン=上記写真のシルバーのパイプ群 に通し、上から扇風機でフィン周りの冷気を室内に拡散する。さらにそこから出た水を床中にあるコンクリートに仕込んだホースに通して床自体も冷却しようとい

          水冷工場への道 まとめ

          水冷工場への道 その10(最終章)

          さあいよいよ各種データの発表です。noteでは簡単に書いていますが正直ここまで来るのに約1年かかっています。水の流し方、室内換気扇動作等の調整、検証、データ取りをずっとやってきました。最終的には正直自分でもびっくりするくらいの良い結果が得られたと思います。ただもう一回この建物を作れるならさらに完璧でしょう。修正したい点がいくつかあり、それに対応できるので。なかなかここまで複合系のものは一発では完璧には出来ません。 まずは温度、湿度について (詳細は後記) 今年の梅雨はすご

          水冷工場への道 その10(最終章)

          水冷工場への道 その9

          新工場の建坪は250坪だ。そのうち1/4程度は事務所スペースでそこだけ束を使って床を土間コンから10センチ程度浮かしている。土間コンを少し冷やしているのでこの冷気を部屋の中に取り入れたいと寝ながら思っていた(寝るな)。そこで考えたのが単にガラリ(通気口)と換気扇だ。まあ部品としてはどこでも買えるもので、大したものじゃないけどその効果は絶大。事務所のすべての部屋の床にガラリと換気扇を付けてもらった。これ床の換気にもなるし、そういう意味でもいいんじゃねかと思う。 ガラリ(通気口

          水冷工場への道 その9

          水冷工場への道 その8

          まずはアルミフィンの加工。長さに切ってアルミの継ぎ手を溶接。少しでも溶接が悪いと、ここから水漏れが発生するので重要な工程だ。アルミ溶接に定評のある 株)TAYASUにここはお願いした。やはり間違いなかった(聞いたら実際の水圧をかけて溶接部からの水漏れが無いかまで確認していた。さすがやわあ)。田安さんはいつも期待を超える仕事をしてくれる大事な存在です。いつもありがとうございます田安さん。 溶接の熱でどうしても表面処理のアルマイトが焦げるのでどうしようか悩んだが見た目重視でシル

          水冷工場への道 その8

          水冷工場への道 その7

          さあついに放熱フィンを作る時が来た。従来の井戸水クーラーは銅パイプにラジエターのような放熱フィンがついているのだが、ちょっと構造が大変なので違う形の放熱フィンを新規に作ることにした。昔ボクは弱電の技術者をしてたことがあるのだがこの時のICとかに取り付けていた放熱板のデザインを参考にした。熱(冷気も同じ)は物質の表面から放出される。なので表面積が多いほど性能的には有利である。 これを筒状にして水を通す形にすればいい。ただあまりフィンの量、長さとかを増やすと押し出し成型時の抵抗

          水冷工場への道 その7

          水冷工場への道 その6

          床冷却ホース配置の検討250坪の建物の床(土間コン)全部にホースをずっと這わせようとなるとけっこうな設備(水道工事)の仕事になる。普通の設備屋さんはこんな仕事あんまりしたことないだろうなあ。 そこでこの件は最初に相談した福日機電の藤井社長にやってもらえないかあたってみた。最初は うーん と言ってあまり乗り気ではなかったみたい。そりゃそうだろうな、やったことない仕事をやるというのはなかなか普段以上に手間がかかる(効率悪い)。それと仕事というのはお客さんの要望を聞いてその通りの

          水冷工場への道 その6

          水冷工場への道 その5

          水冷冷房の心配事 当初よりなんたって床とかの結露を一番心配していた。水冷工場への道 その3では床を冷やしすぎるとべちゃべちゃに結露してしまうのが心配と書きました。今回はその辺についてもう少し掘り下げたいと思います。なにか問題があってそれを解決したい場合には、まず問題の発生する要因、要素、原因、理屈を徹底的に知ることこそが問題解決の糸口になります(とボクは信じている)。 まず夏が暑い理由 その前に、夏はなぜ暑いのか? その理由は、地球の地軸の傾きが原因ですが季節によりその

          水冷工場への道 その5

          水冷工場への道 その4

          清水さんとの出会い。そして壁天井の仕様が決まる 清水さんとの出会いは多分すごい低い確率で発生したことであり、ボクの後半の人生に影響まで与えた人です。この話は長くなるので後記w 遮断熱のSDNシート 清水さんとこの若い衆(通称ぶちょー)が開発したSDNシートというのがあります。単にプチプチにアルミ箔(蒸着ではない)を片面、あるいは両面に貼っただけのやつ ちゃあそうなんですがそれだけでもないみたい。単価も平米数百円と安い。でも赤外線を反対側に跳ね返す性能がすごいみたい。車庫

          水冷工場への道 その4