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第4回 昨年度参加者インタビュー 進藤さん

こんにちは。
国語算数理科デザイン 運営です!

国語算数理科デザインでは、地域を素直に”見ること(観察)”を通して、地域を実感し、地域に寄り添う気持ちを育むことを目的にしております。
この事業は、若者にとっての、自分の正直な視点や気持ちを携え、地域に向き合った先に、自分が「表現・メッセージしたい」と思ったことを自由なカタチで実現する場です。

昨年度のテーマは「通学路」。

今年のテーマはズバリ

「笑い」

です!

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そのような中、ぜひ、昨年度の様子をみなさんにお伝えしたいと思い、
昨年度参加者にインタビューを行いました。
このインタビューを通し、「国語算数理科デザイン」のイメージをより膨らませていただき、今年度のご参加を検討していただけたら嬉しいです!
どうぞじっくりお楽しみください!


第4回目は昨年度参加者、進藤さん(高校3年生)へインタビューしました。


≪壊れるって何ですか?≫
Q. 進藤さんの参加のきっかけはどういったものでしたか?
A. 普段は野菜部で活動しているのですが、その野菜部の顧問の先生からお誘いを受けて、キックオフMTGに参加してたことがきっかけでした。最初企画のチラシを見たときは、面白そうだけどよくわかんなかったというのが正直な感想です。笑

Q. 進藤さんのチームはどういったプロジェクトをされたんですか?
A. 実は私たちのチームは企画の最中、プロジェクトが色々変わりました。企画が始まって最初はフードロスに関心を持っていたので、スーパーや飲食店の方にインタビューをして、お客さんに廃棄食料についてどうして欲しいのかなどを聞きました。印象としては、大曲には食材を大切にしているお店がたくさんあるんだと言う気づきがありました。
その声を基に、フードロスの取り組みをしようと発表をしたのですが、
「企画が真面目過ぎるねぇ。もっと壊れて欲しい!」っていう運営の方からの声がありました。その他にも、「野菜部だからって野菜の活動をしなければいけないわけではないから、野菜から離れてみたら?」とかも言われて、正直凹みました笑。

「壊れるって何ですか?」って。

何をしたらいいかわかんなくなりました。

 でもそこでめげずに、2回目の観察発表に向けて、飲食店だけじゃなくて、面白そうだなって思ったところにかたっぱしからインタビューしにいきました。最初は引き受けてくださるか心配だったんですけど、みなさん優しく思っていることを話してくれました。そして調べてまとめて行けば行くほど、私たち自身も、大曲は花火だけじゃなく、こういうお店だったり、こういう人たちがいるんだっていう、新たな気づきが生まれました。
その気づきを基に、「私たちが印象に残ったお店だったり、人の紹介をしたい!」と思い、インタビューに協力してくれたお店に、もう一度話に行きました。でも、あるお店に行ったときに、お店の方が「お客様のなかには『お気に入りのお店だから、人には教えたくない』という方もいました。」
と言われました。
その時私たちもハッとして、「SNSで紹介して、バズらせることだけが正解じゃない。伝えることでも、もっと違う形式で伝えていきたい」なって。
 そこで澁谷さんに相談した時、「最近地域では、同じ情報伝達手段なのに、回覧板は最近使われてないよね」っていうお話を伺いました。
「回覧板であれば伝えたい情報を発信できるけど、大多数に発信するわけではないから私たちがしたかった情報発信ができるかも!」と思い、
「バズらない回覧板」
を作りました。そしてその回覧板に私たちが感じた大曲の魅力をまとめたパンフレットを封入し、人があまりいない地域を中心に回してました。
「見たよ!」って言ってくださる方もいて嬉しかった一方、まだ2、3個帰ってきていないので、持ってる方はお返しください笑

Q. 企画に参加していて、思い出に残っているところはありますか?
A. お店に突撃インタビュー行ったこともそうだけど、真面目だったり、壊れたりしていいよ!って言われたことです。観察するところとか、インタビューに出かけるとか。いい機会だったなと思う。お店の人と仲良くなって、顔覚えてもらってみに来るだけでもいいからまたきてねだったり。そう言う一つ一つの行動が、この企画を通じて地域と繋がれた実感がありました。

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《この事業は私の未来・将来をデザインしてくれた》

Q. 当プロジェクトを通して、進藤さんの今に活きていると思う部分はありますか?
A. 物事を見る幅が広がったなって思います。日常の中であれもやってみよう、これもいいね、これもやってみようだったり、色々な角度から見つけられるようになったなと思います。最近は間引きしたスイカで漬物を作ったり、自分たちで1から調味料を作ったり。考えて行動できるようになった。この事業に参加してなかったら、今もただ先生から言われたものを作って終わりだったんじゃないか?と思います。そして地域との関わりは、この事業が終わってからも地域の人と話す機会があったんですけど、人と話すということだけでも、今まで行ってきたインタビューでの学びだったり気づきが自然と生きているなって、ふと実感します。


Q. 最後に、今年度の参加者へ一言ください!
A. 一つの考え、正解にとらわれなくていいんだよって思います。物事にはいろんな見方がある。だからこそ私も含め、それぞれの人が地域に出る時に、農業関連だったり、雑貨のお店だったり、何を見るかもそうですけど、人によっていろんな見方があります。そこから生まれるいろんな意見やいろんな見方を大切に、時に一直線に突っ走るだけじゃなくて、悩みながら、寄り道しながら、でも自分が感じたことを信じていいんだよって、
そう伝えたいです。
そしてこの事業は、『私の未来・将来をデザインしてくれた』ということです。
この事業は私にとって、「地域と関わることができる職業に就きたい」と考えるきっかけになりました。
私にとってそうであったように、今年度参加される誰かにとっても、この事業が何かのきっかけになってくれたら嬉しいです。

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進藤さん、今回はインタビューにご協力いただきありがとうございました!


国語算数理科デザイン!は現在、
今年度プログラムの参加者を募集しております!
詳細は下記からご参照いただけます。

今回の応募の条件として、「2~3人のチームであること」という条件がありますが、プログラムの内容や、チームメンバー探しをしたい人に向けて、zoom相談会も別途行いますので、そちらもみなさんの参加をお待ちしています!!

国語算数理科デザイン! 概要
■令和3年度若者と地域をつなぐプロジェクト事業
■今年度プログラムへのお申し込みは下記URLから!
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/51470
■相談スペース
下記日程で、事務局メンバーが相談に乗るオフィスアワー(相談スペース)を開くことにしました。
プログラム参加にあたる質問や仲間探しをしたい方も、お気軽にご参加ください。
<日程>
7月19日(月)19時−20時
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