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第2弾 前年度参加者インタビュー 須田さん

こんにちは。
「国語算数理科デザイン!」 運営です!

昨年度からはじまった「国語算数理科デザイン!」では、地域を素直に”見ること(観察)”を通して、地域を実感し、地域に寄り添う気持ちを育むことを目的にしております。
この事業は、若者にとっての、自分の正直な視点や気持ちを携え、地域に向き合った先に、自分が「表現・メッセージしたい」と思ったことを自由なカタチで実現する場です。


昨年度のテーマは「通学路」。

今年のテーマはズバリ

「笑い」

です!!

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そのような中、ぜひ、昨年度の様子をみなさんにお伝えしたいと思い、
昨年度参加者にインタビューを行いました。
このインタビューを通し、「国語算数理科デザイン!」のイメージをより膨らませていただき、今年度のご参加を検討していただけたら嬉しいです!
どうぞじっくりお楽しみください!


第2回目は昨年度参加者、須田さん(高校3年生)へインタビューしました。

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≪なんか面白そう。それだけで十分だった≫
Q. 須田さんの参加動機はどういったものでしたか?
A. 僕は1年生の時から生徒会に入っていて、去年2年生だった時(現3年)に、新しい顧問の先生にお勧めいただいたことがきっかけです!紹介を受けたときは、純粋に企画自体が興味深く、面白そうと思いました!
さらに去年はコロナウイルス感染症の影響で、色んなイベントや祭りとかも中止になっていて、暇だったというのもありました。これやりたいあれやりたい!って、何かを決めて入ったというよりも、純粋に企画の面白さに惹かれて参加しました。


Q. 須田さんのチームはどういったプロジェクトを実際にされたんですか?
A. 実は企画を決める中で沢山変更がありました!(笑)
最初は新屋駅でイルミネーションをやろうという話になっていたのですが、電源の都合もあり、次は雪像を作って雪まつりをしようという話になりました。でも、当初予定していた場所が使えなくなったり、いざ別の場所で雪像を作ろうとしたけど、雪のコンディションが悪く雪像を作ることができませんでした。
最終的にはチームメンバーの蒔苗佑真の"花壇を作りたい"という意見を取り入れて、学校の坂下に花を植えるということにしました
実際に今、プランターに花を植えて坂においてまして、狙い通り前よりも彩りが増しました!

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Q. 学校でも現在探究授業や地域活動等あるかと思いますが、そういった活動と「国語算数理科デザイン!」は何か違うなと思うところはありましたか?

A. 私の高校も地域に根差している学校だと自分自身も思っていまして。生徒会活動で地域や海岸のゴミ拾いしたなど、数ヶ月に1回はやっています。これらの活動も確かに地域とつながる活動かもしれないけど、その時期になったらやるっていう単純化している作業、ある意味テンプレ化されて決まっているものが多いと思いました。一方今回の「国語算数理科デザイン」は最初から何をやるかが決まっておらず地域の観察から始めるからこそ、答えのない中で活動することが初めてでした。確かにやることが見えてると簡単だし決まっていることに合わせるだけだが、やることが決まってないと、何すればいいのかだったり見えない中で、常にみんなで考え続けることが習慣になりました。


≪それって完成形だよね?地域とつながることなのそれ?≫
Q. 運営の人たちのイメージはいかがでしたか?
A. 純粋に点を投げかけてくれる人ばかりでした!「こうしたらいい!」って言われるわけじゃなくて、地域と繋がるということはどういうことだ?と、考えさせられる問いが多かったです。
例えば、イルミネーションを最初やりたいって言ってたけど、あるとき運営の澁谷さんから、「それって完成系だよね?地域と繋がることなのそれ?」と言われハッとさせられました。
今までの地域活動に何か完成形を作り、それをやるだけという考え方が根底にあったんだと気付かされました。このような澁谷さんの声がけだったり、普段から気にかけてくれたメンターの人のおかげで自分の企画自体を見直す機会がたくさんありました。「こうすればいいよ!」って答えじゃなく、考える上でのヒント、点となるものを与えてくれるので、それを自分たちのチームで考えながら、そのいただいた点を線で繋いでいって形作っていく作業をさせてくれました。頭を使い、考えさせてくれる。そんな人たちでした。

Q. 「国語算数理科デザイン!」では、他にもたくさんのチームが一緒にプロジェクトをしていましたが、いかがでしたか?
A. 何度かオフラインで他チームの様子を見させてもらう機会がありましたが、毎回自分たちの今を振り返る機会になりかなり刺激を受けていました。「こういうこともあるんだ」「こんな考え方もあるんだ」と、日々出会わない人たちとの会話から違った意見を得られる機会でした。

Q. 当プロジェクトを通して、須田さんの今に活きていると思う部分はありますか?
A. すごい大人と話すことが楽しくなりました!メンターの人とか、大学生の人とか、自分より年上の人と話すのが楽しかった。参加する前よりもコミュニケーション能力、人と話すこと、関わることが楽しいことだなって思うことができるようになりました!人のつながり、出会いって財産だなって。あとは物事に臨機応変に対応できるようになったと思います!このプロジェクトで沢山思い通りいかないことが多かったし、考え続けたからこそ、終わった時に柔軟性が自然と身についたなと実感しました!

≪求められているものとしてはハードかもしれない、でも、、!≫
Q. 最後に、今年度の参加者へ一言ください!
A. よく見て、よく考えて、よく話し合って参加しないと大変なことになるよ(笑)
日常の観察、気づきから始めるこのプロジェクトは、求められているものとしては高校生にしてはハードだと思っていたけど、乗り越えると対応力、柔軟性もつくし、人の輪も広がるし、参加して間違いはないプロジェクトだと思います!

昨年度の学びを素直に伝えてくれた須田さん。
活動の話をもっと聞きたい方は、須田さんも参加される事前説明会へ是非お越しください!
みなさんの参加をお待ちしています!!


国語算数理科デザイン! 概要
■令和3年度若者と地域をつなぐプロジェクト事業
■事前説明会 開催日時:2021年7月11日(日) 13:00 - 15:00
■会場:にぎわい交流館AU
秋田県秋田市中通1丁目4−1
■対象:高校生〜 ※県内の専門学校、大学等に在学中の方、県内在住で30歳未満の方まで参加可能
■参加費:無料
■お申し込みは下記URLから!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsG43IDv-O9zXxRUuUX1cd5XeykCXY8znl563VTD2_VjqcaQ/viewform
■[事業概要]
主催|秋田県あきた未来創造部地域づくり推進課
運営|一般社団法人ドチャベンジャーズ

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