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初能登! 2日目(最終日)

こんにちは、めいです!
今日は能登の和倉温泉から珠洲市、そして輪島市を通って、宿泊場所の七尾市に戻ってくるというルートを辿りました。能登半島をぐるっと一周するようなイメージをもっていただければ!


衝撃

自分の目で見たいという思いから来ましたが、かなりショッキングな光景でした。七尾市を歩いたときも建物が傾いていたり建物に亀裂が入っていたり、驚きました。でもそれ以上に酷い状況が広がっていました。
和倉温泉郷では営業していない旅館の方が多く、廃墟寸前のような大きな建物もいくつかありました。珠洲市に入ると視界に入る民家がほぼ全て潰れていて、通れない道もありました。輪島市も被害が大きく、家はもちろん、倒れたビルも道路にはみ出しそうな勢いで存在していました。これでもとりあえずは片付けたという話を聞いて驚愕しました。

テレビでは見ていたけど他人事として捉えていた出来事が一気に身近に感じました。実際に見るのとメディアを介して見るのでは雲泥の差があることに気づけました。
目で見て肌で感じることの大切さに気づけたことは大きいと思います。


輪島市の倒壊した家屋


移動中に見えた景色

出会いと未来

地域ベンチャー留学という制度で珠洲市に来てる学生さんと、輪島市三井という地域の能登復耕ラボに来てる学生さんと話せる機会をもらえました。また、右腕派遣という制度で能登に数ヶ月滞在している青森県の方もいました。

能登復耕ラボでの話が特に記憶に残っていて、自分たちは未来を描くプロジェクトをしているということを話してくれました。この言葉がいい響き、素敵な思いだなと感じました。活動の根底にわくわくを求めているという気持ちがあるのも素敵だと思います!前向きに未来へ引っ張っていってくれる存在が輝いて見えました。


能登復耕ラボの設備、これは屋外で使える給湯器

復興

もう8月なのに全然復興が進んでないとぱっと見で思ってしまったけど、確実に復興は進んでいるということを聞いて、自分の感覚のずれに気づきました。簡単に日常が戻ってくるわけじゃないことをリアルに感じました。だからこそ、復興への関わり方は無限にあり、未だに人手が必要になっている場所があることを知りました。
一緒に旅した仲間たちとの会話の中で、被災地を日常生活が送れる場所にするのか、昔の街を取り戻すのか、何をもって復興というのか疑問に思いました。



今回初めて能登に来て、地元秋田とは違う街並みの中で時間を過ごしました。素朴ながらもすごくすごくきれいな場所でした。海が見え、山があり、田んぼが広がり、瓦屋根の風情溢れる景観が広がっていて新鮮でした。この機会がなければ能登のよさを知らなかったかもしれないと思うと、不謹慎だけど少し嬉しくなりました。
また戻ってきたいと思える場所でした。ボランティアでも観光でも、何かしらの形で大学生のうちにまた訪れたいです。

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