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能登半島の旅

こんにちは!ななこです。
秋田から能登へ、3日間の旅でした。
石川県を訪れたのは初めてで、ずっと行ってみたい土地の一つでした。
地震が起きてからもうすぐ8カ月経ちますが、直後は報道されていた能登の様子も最近では耳にすることが少なくなり、今は一体どうなっているのか、全く想像できませんでした。

今回の視察で、七尾市・輪島市・珠洲市を回りました。
家屋の倒壊、かつて住んでいた家が瓦礫と化した山、見慣れないテント、
がたがたになった高速道路。
ここには住んでいる人たちがいて、生活があって、私たちと何も変わらない日常を送っていたのに。見ているだけでつらくて、胸が苦しくなります。

倒壊してしまった家屋(珠洲市)

でもそれだけじゃない。
私たちが見た能登は、動き続けています。

能登復興ネットワーク(NRN)、ひなさぽという有志で結成したボランティア団体、カーシェアリング協会、ボランティアをコーディネートするのと復興ラボ、右腕派遣プロジェクト、地域ベンチャー留学(CVR)、合同会社CとH、などなど。

この短期間で、能登に関わる多くの方々のことを知りました。
人とのつながりが、能登を支えていることを実感しました。

珠洲市飯田町にある24時間コワーキング・ビジネス交流スペース「OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)」では、近隣の方や家族を招いてBBQや流しそうめんを行ったそうです。
この場所でインターンをしている学生の皆さんにお話を伺いました。

奥能登ブリッジで説明を受ける

私は関係人口という言葉が思い浮かびました。
同じコミュニティにいる人同士ならつながりやすいけれど、そうじゃない人たち、普段自分と関わりのない人たちにどうやったらつながれるんだろう。それは孤立を防ぐことになるし、困ったときに助けてと言える相手がいることになる。地域と共生していくために、つながりを広げていくことが大切だと、今回学びました。

では、どうやったらつながれる?
一つの答えは、今のつながりを最大限活用すること。
もう一つは、自分から情報を発信したり働きかけたりすること。
私のこれからの課題です。

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