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なぜクレイジーピンクが中山拓哉選手を応援せずにはいられないのか



あなたにとって唯一無二の選手とは

そう問われた時

いったいどんな選手を想像するだろうか


チームを勝利に導くことができる選手

チームの顔として活躍する選手

代表に選ばれ知名度のある選手

いろんな選手を想像できるだろう

秋田ノーザンハピネッツに
中山拓哉という選手がいる



彼はハピネッツにとって

唯一無二の選手だ

この選手の代わりなどいない

チームに絶対的に必要な存在であり

ハピネッツの顔として
ブースターに愛され
応援されている選手だ

秋田の熱狂的な応援と
チームカラーとかけ合わせて

クレイジーピンクと呼ばれる
ブースターたちが

なぜ、こんなにも
彼を愛してやまないのか

ピンク色の外へ
その理由が届くことはあまりない

なぜ彼をブースターは
熱狂的に応援するのだろうか

ブースターが
クレイジーだから?

いや、ブースターは

この選手を応援せずにはいらない
クレイジーにさせられているのだ


ハピネッツは山あり谷あり
月日をかけては
ようやく、
ここまで築き上げてきたチームである

彼はこのチームで
プロ人生をスタートさせてから
今日にいたるまで

ずっとハピネッツと
ともに歩んできてくれた

変わりゆく流れはあれども
ずっと同じチームで戦い続けることは
誰もが出来ることではないだろう

簡単なことではない

所変われば
可能性が無限に広がっていることだってある

それでも、彼は
ハピネッツを選んできてくれた

ブースターが応援するのは

チーム在籍が長いから?

ただ、それだけでは
ここまで彼を熱狂的に応援するまでに
至らないだろう

では、なぜ?


中山拓哉という選手が

いかにハピネッツというチームに
必要な存在であり

どのような魅力が
ブースターをクレイジーにさせているのか

その問いに対して
ふれていきたいと思う





先日バスケットLIVEにて

昨シーズン

応援機能ファイア数 第1位
(52,865,352🔥)


を獲得したということで

我らが秋田ノーザンハピネッツを
取り上げていただいた

毎試合、その時に活躍した選手や
熱いプレーを魅せた選手に対して
ブースターは
ものすごい勢いでファイヤを送る

選手の活躍に対する反応を
ブースター全体で行っていることが
この票数に繋がっているのだと思う

シーズン通して
毎月ぶっちぎりの一位
ケタが違っていたりする
クレイジーピンクの熱量が
目に見える形となった結果である

選手たちから誇らしげに
『日本一のブースター』と言ってもらえるのは
素直に嬉しい

またこうして
ハピネッツが
ブースターのクレイジーな熱量によって
大々的に取り上げてもらえるのは
すごく嬉しいこと


同時に

ファイア数選手部門 第1位
(10,260,318🔥)

を獲得し

中山拓哉選手が
全選手(B1選手)の頂点に立った

この票数は
ブースターからの愛そのもの

どのチームの、どの選手よりも
ハピネッツブースターは
あなたを一番応援していることを
伝えたかった

中山拓哉を
一番の選手にしたかった


そんなブースターの思いが
こめられた一位である

そして、この結果を受けて

キャプテン中山拓哉の人気の秘訣とは

ということで
タクにスポットライトが当たった


今季を迎えて
ホーム初戦を勝利で終えた試合後
にこやかに笑う
キャプテンとしての
タクの姿が
映っていた


人気がある選手というだけに
とどまることはない

タクの存在は
ハピネッツにとって唯一無二だ


中山拓哉という選手が
ハピネッツに残してきたもの


ここにブースターの
タクへの深い想いがある


では、中山拓哉という選手は
どのような選手で

ハピネッツに何を残してきたのか

ここに記したいと思う


そして、より多くの人に

知っていただきたい

いかに素晴らしい選手が
ハピネッツでプレーしているのかを



中山拓哉という選手のプレーを

はじめて見たときの印象は

“誰よりも負けん気の強さがある選手”だった

実際、自他共に認める
負けず嫌いな性格である

そこに伴って

誰よりも一生懸命に
がむしゃらにプレーする


試合中、
どこからともなく飛んできては
ボールをもぎ取る

また、外国籍選手ひしめくゴール下において
一歩も引かず
空中戦に向かい
ボールめがけて跳ね上がり

全力でリバウンド争いに参加する
そんなタクの姿を
試合を通して目にする

タクが気持ちで負ける姿は
見たことがない


また秋田の
日本一激しいディフェンスが確立する前から
タクのスティールは
彼らしさがよく表れていた

粘り強いディフェンスの中で
獲る気で狙い
相手へかけるプレッシャーの隙に奪うスティール

スティール王になったこともある
タクの代名詞だ

強い気持ちでボールをものにする

チームに勢いをもたらしては
存在感を見せるタクのプレーだ

またポジションは
ガードから
センター選手とのマッチアップまで

なんでもこなせてしまう
器用な選手なんてものじゃない

“最強のユーティリティープレイヤー”
である




外国籍選手とのマッチアップを
ミスマッチと解説、実況する人がいるとすれば
それは明らかに勉強不足だ

たとえ、タクよりも
ひとまわり以上大きな
屈強な外国籍選手であっても

タクは一歩も引くことはない
当たり負けもしない
鉄人と表現される
フィジカルの強さとともに
気持ちを全面に出し勝負に挑んでいく

さまざな場面で
HCからの起用に応え

チームの危機的状況を
場合によっては
いくつもポジションを担っては
ハピネッツの窮地を救ってきてくれた

万能かつ最強な選手

ちなみに

バスケIQも
とても高い選手でもある


フルさんの経験値からのものとはまた違った
バスケットをよく知っている選手だ

試合の動き
今の状況を俯瞰して見ることができて、
嗅覚のようなもので
試合の流れを判断し
またコントロールすることが
できる選手でもある

試合の流れを握ることができる選手は
多くはいない
ましては
HCから試合を託される存在
それはチームの核となる選手だ

息のつまるような空気の中
数秒の間で
何をコートで表現するか
チームとしての動きを全体で捉え
己の判断を勝ち負けの天秤にかける
後戻りの出来ない瞬間だ

きっと試合の勝敗を
背負えることができる
そんな覚悟のある選手が
選ばれるのだろう

タクは間違いなく、その選手だ

またスタッツには残らないところで
タクのプレーが
チームに大きな働きをもたらしている
このように評される

苦しいとき
チームの為に
全力でプレーしてくれる

そのエナジー溢れる姿で
チームを鼓舞し、助けてくれる

ハピネッツのバスケには
エナジー溢れる
インテンシティの高いプレーを求められる

タクのプレーは
ハピネッツの象徴といえるだろう

いなくてはならない

絶対的な存在だ

これがハピネッツの

中山拓哉という選手である




ブースターはその姿を
ずっと見てきた

ハピネッツにはタクがいる
タクなら、なんとかしてくれる


そんなブースターからの

絶対的な信頼がある


嬉しいときは
全力で喜びをあらわにし、
つらい負け方を味わったときは
悔しさを隠さずにいる

そんなタクの感情もともにしてきた

この選手とともに戦いたい


中山拓哉という選手を見ていると
そんな熱い気持ちにさせられる

共に勝利を目指したい
どこまでもがむしゃらにプレーする
その背中を押す
熱い声援を送りたい

中山拓哉という選手には
そんな熱い気持ちにさせる
魅力がある


だからこそ、ブースターは
この選手を誰よりも応援したくなるのだ

ハピネッツにきてすぐにB2降格
そこからB1に這い上がってくるまで

つらかったけれど、
その感情すらともに共有して戦ってきたこと

築き上げてきた信頼関係がある


クレイジーピンクは

中山拓哉という選手の全力のプレーに
突き動かされるように


またその熱い気持ちに応えるように
応援してきたのだ


ただ、そんなタクが




選手として若手から中堅へと
差し掛かろうとしていた
シーズン終了後





自由交渉選手リストに入ったことがある



当時を知るブースターにとって
本当にくるしかった思いが
昨日のことのように
思い出す人もいるかもしれない


たくさん悩んで 

これから先
選手としての可能性を模索したゆえの

決断だったと思う


短い選手人生を
どこへ向けていくべきなのか


選手として自分への評価を
知るために
他のチームからの評価も見てみたいと
可能性を模索したのであろう

実際、タクを引き入れたいチームは
たくさんあったのではないかと思う


なんでもこなせる万能さと
バスケIQの高さを持ち合わせ
チームのために一生懸命プレーし、
インテンシティの高いバスケが出来る選手だ

チームに可能性が広がる選手として
他から声がかからないはずがない

強豪チームのロスターに加えて、
より上を目指すことが出来る選手として
どこからも求められる選手であることは
間違いないのだ

リスト入りを目にした瞬間を

いまだに覚えている

足元が抜け落ちる感覚
目の前が真っ暗になった



タクはずっとハピネッツにいると思っていた


選手がチームでプレーし続けてくれることは
当たり前じゃない

このときすごく考えさせられた

タクがいないハピネッツなんて
考えられなかった


リスト入りから数日後

タクは
次のシーズンも
ハピネッツでプレーする決断をしてくれた


後にハピネッツブースターからの
悲痛なまでの思い

ハピネッツでプレーしてほしい
ハピネッツにタクは必要だ
ハピネッツに残ってほしい

そう願う声が
タクに届いたという

「いちばん応援してくれるチームで
プレーしたい」


そんな思いを口にしたタク

ブースターは
この時の言葉を
忘れられなかったのだと思う


さらにハピネッツには
ここ長い間
キャプテンに選ばれると
来季には移籍するという
ジンクスがあった


バスケが根付いてる秋田で
キャプテンを背負うというのは、
他のチームとはまた異質の重圧を
抱えるのではないか
それが今まで感じたことのないような
選手として思いどおりにプレーできなくなり
つねに纏わりつくプレッシャーがあるのではないか

昨シーズン
タクはキャプテンに選ばれた

今までのジンクスが頭をよぎって
覚悟をした
そんなブースターも少なくなかったと思う

だからこそ
ハピネッツブースターは
タクを一位にしたかった


ハピネッツはあなたを
いちばん応援しているチームであると
伝えたかった


次のシーズンも
タクにハピネッツでプレーしてほしい


そんなブースターからの
せつなる願いが
タクを一位にすることに
すべて込められていたのだと思う


ブースターからの
溢れんばかりの想いを
タクは受け止めてくれた

今季もタクは
ハピネッツでプレーしてくれている

さらに引き続きキャプテンとして
チームを背負ってくれている

ハピネッツに長くあり続けたジンクスは
タクによって破られた

今季ばかりの話ではない

3年契約という
大きな決断を下してくれたのだ


選手の3年間という価値は
計り知れない

ましてはタクは現在27歳

一般的に選手の

全盛期と呼ばれる大事な時期を
ハピネッツでプレーする
覚悟を決めてくれたのだ


今季の契約時のコメントでこう述べてくれた

このチームで勝ちたい

秋田で勝ちたい



これ以上の言葉と気持ちがあるだろうか

ブースターの想いに
応えてくれて、

なおかつハピネッツで
頂点を目指していくとも
言葉にしてくれた

現時点において
ハピネッツはまだ
強豪チームと呼ばれるまでには
至っていないかもしれない

だが、今季のハピネッツは
今までとは明らかに違う

試合を通して
戦っていける、勝ちを積み重ねていける
そんな確かな手応えを
すでに感じている

新戦力の選手たち
もう一人のキャプテン古川選手の存在
ベテランと若手選手たちの躍動
大所帯となったスタッフ陣営の存在感

それでもチームの中心で
存在感を発揮しているのは
やっぱり中山拓哉という選手だ

応援せずにはいられない
誰よりもブースターの想いに
応えてくれる
愛すべきハピネッツのキャプテンだ


今後クレイジーピンクが
想いを形にするとすれば

タクをそしてチームを
目指すべき頂点へ


ブースターのクレイジーなまでの想いを
一心に受け止めてくれる
この選手とともに戦っていく

タクがいるハピネッツであれば、
成し遂げられそうな気がする

タクとともにハピネッツを
悲願のチャンピオンシップ優勝へ


チャンピオンシップ決勝後
センターコートの中心で
この選手の手に
優勝トロフィーを掲げ上げてもらう
その日まで

道のりはまだ始まったばかり

ピンクが一面に咲き誇る景色の中で

最高の瞬間を分かちあう
その時まで

このすばらしい選手を
応援せざるをえないだろう


タクとともに戦う
我らはクレイジーピンクなのだから

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