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【コロナ渦の出産入院準備リスト】

赤ちゃんが生まれてくるタイミングは「正産期」と呼ばれる37週~41週がもっとも多いと言われています。

予定日よりも早く陣痛がきたり、破水することは珍しくありません。直前になって慌てないためにも、入院準備は計画的に進めていきましょう!

今回は入院準備を始める時期と、必要な持ち物をまとめてピックアップしていきます。

入院準備はいつからはじめる?

 出産日が近づいてくると、産院の方から入院準備について説明されます。産院で用意されている物とそうでない物があるので、産院で出産時の入院に必要な持ち物を教えてもらってから準備を始めるのが良いでしょう。

 余裕を持つためにも妊娠28週~31週(妊娠8か月)までには準備が終わっていると安心です。

何がなんでも必要!!
 1,母子手帳

 2,健康保険証

 3,印鑑と筆記用具(入院中は書類を書く機会も多く、押印する回数も多い)

 4,診察券

 5,携帯電話(家族と連絡を取るためにも必要)

 6,マスク(コロナ対策でマスクの着用が義務化している可能性大)

 この6点はすぐに持ち出せるようひとまとめにしておけば探す手間も省けます!

【陣痛、分娩時にあると便利な物】

 ・飲み物(長時間のお産になると喉も渇くため、あったほうが良い)

 ・ペットボトル用のストロー(陣痛が強くなると痛みで起き上がれなくなるためストローがあると水分も取りやすい)

 ・ゼリー飲料、軽食(食事をとれなくなることもあるので手軽に摂取できるものがおすすめ)

 ・時計(陣痛の間隔をはかるため)

 ・記録媒体(デジカメやビデオカメラなど、出産の記録を残したい人向け。事前に持ち込み可能か確認しておく)

 ・お気に入りアイテム(好きな香りや音楽、手慰みになるものなど心を落ち着けるために準備)

 ・タオル、バスタオル(汗を拭くだけでなく、握りしめていきみ逃しにも使える)

 

お産にどれだけ時間がかかるのかはその時になってみないとわかりません。長丁場にも耐えられるよう備えておきましょう。

陣痛で痛いところにテニスボールをあてると痛みが和らぐこともあるそうです。

【入院中に使うもの・必要なもの】
—ママが使う物—

(※は産院で用意されていることも多いので、準備する前に要確認)

 ※ 産褥パッド(産後は悪露があり、血液やリンパ液、子宮内に残った胎盤などが出てくる。出血量は多め)

 ※ 洗浄綿(会陰切開後の傷口を拭くために使用)

 ※ 産褥ショーツ(2枚あれば十分。その後は生理用ショーツで代用できる)

 ※ 円座クッション(会陰切開後の痛みを和らげてくれる)

 ※ 授乳クッション

 ※パジャマ(病院だと入院着を用意されていることが多い)

 ※スリッパ(携帯用スリッパではなくしっかりしたスリッパのほうが楽。産院の床が固くて足の裏が痛くなることもあるため)

 ・乳頭保護クリーム(慣れない授乳は乳頭が傷つきやすくなるため、ピュアレーンなど赤ちゃんの口に入っても大丈夫なもの選ぶ)

 ・夜用ナプキン(産褥パットがなくなってから利用。厚手のものはクッション性があり会陰切開の痛みも和らげてくれる)

・生理用ショーツ(産後すぐは体型が戻っていないため、おなかが出たままなんてことも。体を締め付けないものを選んでおけば過ごしやすい。マタニティ用ショーツをそのまま代用することもできる)

・キャミソールなどの下着

・授乳用ブラジャー(やや多めにあった方がいざというときに安心。母乳の出が良すぎる人は濡れてしまうこともあるため)

※ 母乳パッド(母乳の出は個人差があるため必ずいるとは言えないものの、授乳すると乳頭がヒリヒリすることもあるためクッション材としての役割も果たしてくれる)

・骨盤ベルト (許可が下りたら着用。産後は骨盤が緩んでグラグラの状態。腰痛の緩和や体型を戻すために大活躍)

・靴下、カーディガンやパーカーなど体温調節できるもの(入院してみないと暑いか寒いかはわからないため用意)

 下着類は予備をいくつか入れておきましょう。赤ちゃんのお世話をしながらの入院生活は、想像以上に汗をかきます。

—赤ちゃんが使う物—

※赤ちゃんの肌着(産院になければ短肌着と長肌着がそれぞれ7~8枚はあると安心。ウンチでよく汚れるため)

※赤ちゃんの服

※赤ちゃんのオムツ

※赤ちゃんのおしり拭き

※ガーゼハンカチ (枚ほどあると安心。新生児は吐き戻しも多く口元や首回りがよく汚れてしまう)

【入院中に使う生活用品】
・小銭

※箸やスプーンなど(持参するときは使い捨てタイプのほうが洗わなくていいので便利)

・おやつ(授乳するようになると小腹がすいて病院食だけでは足りないことも。気分転換にもなるので好きなおやつを持っていくと楽しい)

・コップ

・ヘアブラシ、ピン留め、ヘアゴム、手鏡など(出産後は疲れているため身だしなみがおろそかになりがち。気づいたらひどい状態だった! なんてことがないようにチェックしたほうが吉)

・歯磨きセット

・タオル、バスタオル(入院中に家族が荷物を引き取りに来てくれるなら2,3日分。家族に頼めない場合は入院日数分+予備1組)

・入浴用品(ボディソープ、シャンプーなど。使い切りタイプのものがかさばらなくて便利)

・化粧水、乳液、保湿クリーム

・リップクリーム、ハンドクリーム(乾燥していることもあるので保湿アイテムがあるとお肌トラブルも防げる)

・充電器(入院中は写真を撮ったり、電話をしたりと携帯の使用頻度が高くなる。家族との連絡を続けるためにも充電は必須)

・使い捨てマスク(コロナ渦でマスクの着用を求められることが多い)

・ウエットティッシュ、ボックスティッシュ(かなり使用頻度が高いのでやや多めにあった方が良い)

・アルコールアイテム(コロナ対策のためアルコールを含んだ除菌アイテムを用意しておくと心強い)

・暇つぶしのアイテム(入院中はできることも少なくて体感時間が長いので、暇つぶしをできるものがあると快適に過ごせる)

・化粧品(使う場面があるかどうかは人によるものの、入れておけば必要になった時に焦らなくて済む)

【退院するときに必要な物】

・赤ちゃんのベビー服(記念日になるのでベビードレスを選ぶ人も多い)

・短肌着、長肌着、オムツ(汚れた時のために2組ほどあると安心)

・おくるみ(デリケートな赤ちゃんの肌を保護する。体温調節もでき、抱っこもしやすくなる)

・新生児から使えるチャイルドシート(車で帰宅するなら赤ちゃんの命を守るために必須)

・ママが着る服(授乳できるものがおすすめ。記念日なので普段着よりもしっかりした服を選ぶ人も多い)

・入院、分娩費用(産院によって支払うタイミングと方法が違う。確認が必要。退院時に支払う場合、大金なので家族が持ってきた方が安全)


必要な物が多すぎて驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、備えあれば憂いなし。出産間近になってから慌てて準備すると大変です。

体調の良いときに少しずつ必要なものを揃えていき、荷物をまとめておきましょう。

準備した荷物はどこにあるのか、いつ必要になるのかをきちんとパートナーに伝えておくことも忘れないでくださいね。

今はコロナ渦の中にあり、不安を抱えて出産に挑まれる方も大勢いらっしゃいます。感染症対策も視野に入れて必要なものを準備していきましょう。

出産が終われば、ずっとおなかの中にいた我が子との幸せな出会いが待っていますよ!

文/シバエリカ

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