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レディー・プレイヤー1からメタバースを想う

こんにちは。アキスケです。

今日は土曜日ということもあって軽めの話題を。
メタバースを題材にした映画「レディ・プレイヤー1」を今さらながら観ました。
Amazon Primeで無料視聴できます。

この映画が公開されたのは2018年。いまから5年ほど前にメタバースとそれが当たり前になった世界を描いた作品です。

そして現在は2023年です。変化の早い時代の中で現実のメタバースは、映画の世界とどのくらいの差があるのかな?なんてことが気になって鑑賞してみました。

結論、さすがに丸っと「レディ・プレイヤー1」のレベルまでは至っていないものの、瞬間的には近いものも現実世界に出来てきたな、と感じました。

ちなみに「レディ・プレイヤー1」がどんな映画かというと、舞台は2045年です。環境汚染と気候変動で荒れた地球で、人々の大きな楽しみが「オアシス」というメタバースになっています。
そのメタバースの中で、創始者(故人)の遺産をめぐるゲームが開催されます。ゲームをクリアした人間には創始者が遺した多額の遺産が授与されるとあって、ゲームオタクから大企業を含んでのお宝争奪戦が繰り広げられます。
主人公はいちゲームオタクで、金儲けのためにゲームに参加し世界を牛耳ろうとする大企業から大好きなゲームを守るべく数人の仲間と協力して困難を乗り越えていく、という内容です。


「レディ・プレイヤー1」の中に登場する人間はメタバースをプレイする際にはゴーグル型のヘッドセットを装着していました。これは、現代の世界でもMeta社のヘッドセットのように近いものを見ることがだんだん増えてきました。まだまだ一般認知されるところまではいっていませんが、2045年までにはかなり当たり前になるのではないでしょうか。もしかしたら、映画よりもスマートなヘッドセットが登場しているかもしれませんね。

いっぽう、映画ではメタバース用のボディスーツが登場していました。これを着用しているとメタバース内で触れられたりすると、その感触が現実世界にも反映されるというものでした。
これに関しては2023年現在ではまったく出てきていないのでこれから登場するかもしれないことを楽しみにしようと思います。

あとは、メタバース内でのグラフィックの美麗さと同時参加できる人数に関して。映画公開の2018年から5年は経っているものの、現実はなかなか映画のシーンのようにはいかないですね。
しかしながら、瞬間的には映画と同等クラスの、現実世界を越えるような美しいグラフィックができていることが時々Twitterで流れてくるのを見たことがあるので、いずれはそうなるのでしょう。
また、現在ではあまりに多くの人が同時接続すると動作が著しく悪くなってしまいますけれど、ここも例えばNFTプロジェクト「BAYC」を運営する組織が展開するメタバースが1,000人規模の同時接続に挑戦していたりと日々進歩がありますからいずれ解消されるでしょう。

こうして考えてみると、さすがに今はまだ映画の世界のようにはいかないものの、いつかはきっと「レディ・プレイヤー1」の世界が広がるんだろうなと感じます。そしてそれは意外と早くに訪れるのかもしれません。

今回は以上です。映画の内容自体は迫力があって、しかも他のアニメや映画で見たヒーローたちやアイテムがたくさん登場するので ついわくわくしちゃいます。

ただ、どうしても疑問なのは、といっても海外映画には付きものなのかもしれませんが、最後ぜったいチューするじゃん。どうして・・・。遺産の在りかよりもそれが最大の謎。

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