ダッフルコートを買う前に知っておきたいこと
こんにちは。アキスケです。
11月中盤になってきて、そろそろ真冬アウターの出番も近くなってきています。
防寒性能の高いアウターはいろいろありますけれど、その中でもダッフルコートは人気の形の一つだと思います。
そんなダッフルコートを手に入れる前に知っておきたいことを今回は書いてみました。
先に概要をいうと「長く着るとここ傷んできますよ」的なお話です。
どの洋服でも着用していればどこかしら傷んできますけれど、これまでに買ったことがないモノの場合は、そこまで考えが及ばないです。
買う前に”そうなる”ことを知っておけば、「思っていたのと違った」ということを少し減らすことができます。
なので今年はダッフルコートにしようと思っていた人とか、今まさに悩んでいる人の参考に少しでもなれば幸いです。
※1点気をつけたいのですが「●●だから買うな」ということを言いたいのではありません。あくまでも新品の状態では見えない「着ているとこうなる」を伝えるだけです。何を隠そう僕はダッフルコートを購入したんですよねw以下に書くようなことを想定しつつも、今年はダッフルコートを着たかったので!
いちばん多いトグルフロントの経年変化による故障
ダッフルコートといえば「トグルフロント」と呼ばれる独特の前あわせのディテールが特徴ですけど、ここの麻ひも、あるいは革ひもが擦れてきてやがて切れる、ということがあります。ダッフルコートの故障のケースでいちばん多いはずです。
着用の仕方にもよりますけれど、だいたい2シーズンくらい頻繁なペースで着ると、動きの多いいちばん下のひも辺りから痩せてきて切れるケースが多いです。
これ、壊れたら終わりかというと、もちろんそうではなくて、修理できる可能性が高いです。状態にもよるので全部が修理対応できるとはいえませんけれど、「ダッフルコート 修理」とかで検索するとお直しに対応しているお店が出てきます。
何件か見てみたところ、値段はだいたい3000円くらいからで、修理期間は2週間以上というのが多かったです。
あと、多くのお直し屋さんの場合、純正の部品はないと思います。なので似ている部品で修理することになるのですが、もし心配なら実際に使う部品を見せていただくとかをお願いするとイメージ違いが発生しにくくなります。
ちなみに、ダッフルコートで有名なブランド「Gloverall」の場合は、純正のパーツを購入することができます。それをネットで購入して、自分で何処かのお直し屋さんに持ち込んで修理という流れで直します。
前合わせの擦り切れ
もう一つの「着ているとこうなる」です。
前述のトグルと近い場所にあるのですが、前合わせのキワのところも動きの多い箇所です。そのためこの部分の生地はこすれて痩せてきます。
これについては、すみません、実際にお直した経験がなく、解決策を僕自身把握していないんですけど、いったんはお直し屋さんに相談してみるのがいいと思います。もしかしたらYシャツの袖のように補修できるかもしれません。
おそらく擦れて痩せた場所以外はまだだいぶ綺麗なはずです。この部分だけの劣化で手放すのは少し勿体無いと思う派です。
というわけで今回は、ダッフルコートを買う前に知っておきたいことを書いてきました。
構造と僕たち人間の動きの関係で、
フロント部分から劣化が進みやすいことと、
場所によっては修理によって使い続けれらる、
ということは知っておくといいと思います。
今回はダッフルコートでしたけれど、冬のアウターは高価なお買い物になるのでイメージしていたことと違うことが起きるとその分ショックだったりします。
なので、新品の状態と、そこから使っていってどうなるかまでを考えて選ぶようにすることが長く愛用するコツじゃないかなと考えています。
今回は以上です。それでは、また。
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