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ファッション系NFTはここを愛でる【ちょいマニアック回】

こんにちは。アキスケです。

昨年末からチラホラ聞かれるようになった
「NFT 」。
デジタル分野に革新を起こす技術として
さまざまなケースで使用されることが
増えてきています。

このnoteをご覧になっている方でも
いくつかのNFTを見たり、もしくは所有している
方もいるかもしれませんね。

今回はさまざま在るNFTのうち、
特にファッション関連のNFT作品において
「こういう所を見たら楽しいよ!」
という部分をお話しします。

結論を言ってしまうと、
作品そのものの細部、です。

具体的にはこの後続いていきますけれど
NFT作品は、当たり前ですがデジタルのもの。
一見すればただのデータです。

しかしよく見ると、
そこには現実のお洋服同様、
デザイナーのこだわりが詰まっています。

作品の細部に目を向けることで、
所有者としては一層その作品に愛着が沸きますし、
そのブランドやデザイナーへの理解にも
繋がるはずです。

そしてそれは昨今のデジタル分野における
重要ポイントでもある
「継続性のあるコミュニティの醸成」
にも繋がると考えます。


さ、この辺からマニアックゾーンに徐々に
入っていきます。

そもそも、何故こんなことを思ったかというと
先日、ありがたいことにNFTをいただいて、
それを見た時に
「あ、さすがファッションブランド」と
思ったんですね。

それがこちら

FOXBRICKという、フィギュア型のNFT で
デジタルファッションブランド「XXXXTH 」さん
から、情報発信のお手伝いをした報酬として
いただいたものです。

で、どこにファッションブランドらしさを
感じたかというと、まずは色と素材です。

見ての通りブラックで統一された
コーディネートでよく見るといえば
よく見る色の組み合わせですけれど、

パーツごとに素材感を変えて
立体感を出しています。
頭部とパーカーのフードを比べると
よくわかります。

頭部はツルッとしていて、パーカーはマットなブラック

余談ですけれど
オールブラックのコーディネートって
実際の生活でも結構見ると思うんですけど、
あれって実は難しいんです。

一言に「ブラック」といっても
素材、生地の編みや織りの組み合わせで
全く表情が違いますから。


次の「細部」は パーカーのコード、ヒモです。

ファッションブランドでなければ
それっぽくヒモつけて終わりだと思います。

しかし、このパーカーのコードは
コードの出入口の鳩目や、コード先端の結び目
まで、ちゃんとつくっています。

「そんなとこ誰も見てないよ!」
という意見もあると思いますけれど
関係ないのです。
そうせずにはいられないのです、
洋服好きの性ですね。


いっぽうで、誰に伝わるか分からない所に
こだわるからこそ価値が生まれるとも言えます。
実際にLevi'sとかCONVERSEなどを
想像すれば分かると思います。

パッチがどうとか、ステッチがどうとか
正直どうでもいいですよね?
でもそこが違いで価値に雲泥の差が生まれています。

さて、フィギュアの細部に話を戻すと、
履いているスニーカーにも
こだわりを感じずにはいられません。

この白いソールの厚み。
ここにもきっと意図があって

どのくらいの厚みだと
ストリートファッションのスニーカーぽいか、

的なことを考えながら作っているはずです。
考えすぎかなぁ笑


おわりに

というわけで、
「ファッション系NFTはここを愛でる」と題して
XXXXTHさんのNFTを使ってお話ししてきました。

僕はファッション畑の人間なので
それをテーマにしてきましたけれど
どういったNFT作品についても
何かしらのこだわりがあるはずです。

本当にたくさんのプロジェクトがあります。
そしてまだまだこれから増えるでしょう。

NFTには「資産性を帯びる」という
側面もあるため、値段の上下動が
どうしてもあります。魅力でもあり、
時に欠点になることもあります。

良くも悪くもユーザーの購買行動に
影響を与えたり、発行元の価値に結び付きやすい。
価格の上下にメンタルをやられることもあるかもしれません。

それでも、「資産性」の側面は受け入れつつも
自分なりの「愛で」ポイントを持って
価格以外でも楽しみを見つけられたら
個人としても健康的に楽しめるし、
業界としても一過性のものにならずに
スケールしていけるのではないでしょうか。

今回はこの辺で、それではまた。

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