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カナダ留学日記 4/7(Sun)バンクーバー生活51日目

金曜日の出来事なんだけど、その日に書けなかったので今日書きたいと思います。(もはや日記とは、、って感じだけど、その辺の自由さもこの日記を続けられている理由なので好きなように書いていきます笑)

同じ学校にその日限りで卒業で日本に帰る人がいた。

その人がいたのは3週間だけで、ちょくちょく会話はしていたけど、その人はいつも放課後にすぐ帰宅していたのでじっくりと話す機会はなかった。

でも、最後の日ということもあって、珍しく放課後も学校に残っていて、二人きりになって初めてしっかりとした会話をした。

話してみると、お互いの正反対の性格、でも根本的なところでは互いに通じるところもあってとても話が盛り上がった。

1時間くらい話してもう1人教室に入ってきたのをきっかけに僕達の話は終わって、僕は友達と電話をするために学校の外に出た。

20分ほどたって教室に戻ると、その人はすでにいなくなっていた。

LINEを見てみるとその人からの電話が来ていたけど僕はそれに出ることが出来なかった。

あー、帰っちゃったんだなと思いつつ、LINEで簡単にお別れのメッセージを送る。

でも、僕の中ではなんとなくモヤモヤした感情が残る。

せっかく仲良くなれたのに、直接お別れも言えずにもう2度と会えないということがとても悲しかった。

そんなとき、その日の会話でその人が言っていた「やらない後悔よりやる後悔」という言葉が脳内に湧き上がった。

そうだ、直接会って別れを言いたいならそうすれば良いじゃん。

やらなかった後悔よりも、やった後悔をしたい。

そう思った僕は、気付いたらバンクーバー国際空港に向かう電車に乗っていた。

電車の中で、冷静に自分は今何をしているのだろうか?とも思ったけど、もう乗ってしまったものは仕方ない。そのまま空港に向かった。

空港に着いてその人に電話をかける。

「もしもし、今どこにいる?やっぱ直接お別れ言いたいなって思って空港来ちゃったんだけど少しだけ会えたりする?」

相手はとても驚いたと思う。

でもまだ出発まで時間があったということもあり、二人で直接話すことができた。

気付いたらかれこれ2時間以上話をしていて、お互いの価値観や今の悩み、恋愛観まで本当にたくさんの話をすることができた。

間違いなく、LINEだけで別れを言うより、素晴らしい経験をすることができた。

もし、この人の「やらない後悔よりやる後悔」という言葉がなかったら、僕は空港に向かうという選択肢を選ばなかったと思う。

自分の中で1つの大きな殻を破れた気がした。

そんな体験をさせてくれた彼女には本気で感謝しかない。

多分この文章を見ることは一生ないと思うけど、間違いなく自分の人生において大きな出来事でした。

本当にありがとうございます。

毎週金曜日は自分にとって大切な出来事が多いなと感じました。

今日はこんな感じ。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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