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第7期京都ライター塾・受講レポート【第2回:インタビューのやり方】

2022年7月23日(土)AM9時~12時、第7期京都ライター塾・第2回「インタビューのやり方」を受講しました!
前回はグループ講座にお邪魔しましたが、今回から本来のマンツーマン講座です。講義を聞くだけでなく、ワークを通じて江角さんとの対話もたっぷりさせていただき、濃密な土曜の朝となりました。
早速、当日のレポートをお届けします!

第1回のレポート記事は、こちらからどうぞ。


●冒頭~初回講座のレポートを書いてみて~

まずは初回講座の課題だった、レポート記事を書いてみての感想から。
これでいいのか不安に駆られながら書いたこと、同期の受講生の方々のレポ記事が素敵で落ち込んだことなど、率直にお伝えします。

江角さんからは、良かった点とともに、「書くことは考えること。書くから、考える習慣がつくので、どんどん書いていきましょう~」とのおことばが。おかげで、すっきりと前向きな気持ちに切り替わりました。

●講義とワーク(1)
  ライターとして何を書いて伝えるか。

さて、いよいよ、今回の講義に入っていきます。
ライターになったら、書いて何を伝えるのか?

自分の強みを「自己分析ノート」のワークを通じて探っていきます。自己分析ノートとは、それぞれのページに書かれた「問い」に答えていくことで、日々の忙しさに埋もれてしまった「やりたいこと」を見つけ出すノート。
事前にひとりで自己分析ノートに向かっていた時は、あまり出てこなかった気づきが、江角さんと対話する中で、ぽろぽろとこぼれだします。

他人に対するイライラは実は自分の強みでもある。例えば、私が自分の話ばかりする人にモヤモヤを感じるのは、私がふだん人の話を聞くことを大切にしているから。そうした私の傾聴の姿勢や習慣は、傾聴の姿勢を学んでインタビューに活かせるということ。他人への“キライ”や“モヤモヤ”とした感情にフタをせず、逆転の発想をして分析することでプラスに転換できることを、実感したワークでした!

●講義とワーク(2)ライター仕事を探すには?

 続いて、ライターの仕事の探し方の主な3つの方法について、お話を少し。

【ライターの仕事の探し方】
  (1)営業に行く
  (2)紹介してもらう
  (3)クラウドソーシングで探す


上記3つの中では、(2)が、意外と一番多い方法でかつ安心。単価の安い下請けのイメージがある(3)については、講座の卒業生の方で、上手に使いこなしている方がいらっしゃると聞き、どうやら一概に言えるものではなさそう…。
“消耗しないライター”になるための仕事の探し方については、改めて今後の講義で、学べるそうなので、続きが楽しみです。

ここで、実際に「こんな記事を書いてみたい!」を考えるワークタイム。
自分が書いてみたい媒体やテーマ、分量、レイアウトなどを考えていきます。

短い時間の中で、私が思いついたのは、【雑誌「&Premium」で、“大人がひとりで楽しめる水族館”という連載を1/2~1/4ページ、写真2~3点有】というもの。

おそるおそる発表しながらも、書くことを想像すると、とてもワクワクしている自分がいました。まだ決まってもいないのに…
売れっ子のライターさんは、常に企画をいくつかストックしているとのこと。一つ絞り出しただけでうれしくなっているだけでは、まだまだだなぁ。

●講義「インタビュー講座」

ここから、本日のテーマである、「インタビューのやり方」について具体的に学んでいきます。インタビュー記事は資料書きをする場合より単価がいいとのことで、ライターを目指すなら、身につけたいスキルのひとつ。取材で集めるべき素材や必要な準備、アポ入れのやり方や質問リスト、当日の流れ、話の引き出し方10のコツ、こんなときはどうする?などなど、インタビューに必要なことを惜しみなく伝授していただき、頭の中がいっぱいに…!

☆特に覚えておきたいなと思った、「話の引き出し方10のコツ」について、 メモしておきます。

【話の引き出し方10のコツ】
    1. 笑顔でいること
    2. 相手を名前で呼ぶ
 3. 相手の答えをさえぎらない
 4.相手が聞き取れるスピードでゆっくり話す
 5.オーバーなくらいに相づちを打つ
 6.質問を細かく分ける
 7.聞いた話の中から、次の質問を考える
 8.分からなかったことは、その場で聞き直す
 9.いいと思ったことは伝える、自分の感想を伝える
 10.相手のファンになること

●ワーク「実践インタビュー」

そして早速、インタビューを実践するワークを行いました。
「どんなライターになりたいですか?」というテーマで、インタビューをする側・される側を体験します。

これがとっても難しかったです。
とくにインタビューをする側では、先ほど習ったことを実践するだけ!と臨んでみたものの、タイムキーパーをしながら、お話に耳をすませつつ、次の質問を考え、メモを取る。至難の業がいくつも重なって、笑ってしまうくらいできなかったです…。

 一方、インタビューされる側では、質問が細かくなることでぐんと答えやすくなることや、うんうんと頷いてもらえることで安心感がわくことを体感できました。

 「インタビューをして書く」。難しそうだけれど、憧れの「ほぼ日」で読んでいるインタビュー記事のように、人の話を聞くことの楽しさを自分が感じることができ、そしてその記事が誰かに喜ばれたり役立ったりする可能性があることを思うと、ぜひやってみたいと思いました!

●講義「プロフィールを考える」

 最後に、前回講座でできなかった項目「プロフィールを考える」について。
 江角さんは、媒体に合わせてプロフィールに書くことを変えているそう。プロフィールに何を書くか内容によって、その人の印象がガラリと変わることに驚きました。
 次回までに、自分のプロフィールを考える課題が出されましたが、何をどう書こうかな。インスタグラムのプロフィール欄は絵文字でごまかしてきたので、いちから考えないと…!

●まとめ

初回講座で「【書くこと】に向き合っていこう」と決めたものの、今回の講座で、いざ自分が何を書きたいのか、どんな媒体に書きたいのか、それはWEBなのか紙なのか、非常に漠然としか捉えていなかった、という残念な状況に気がつきました。

まだまだぼんやりしている、なりたいライターの解像度。ライター塾が終わるまでに、クリアにしていきたいと思います。

そして、企画やインタビューのワークを通じて感じたことは、「どちらも、できるようになったらきっと楽しい!」。ライターを目指しながら、日常生活で活かせる場面はありそうなので、ひとつひとつ実践あるのみですね。

以上、第7期京都ライター塾・2回目のレポートでした!
最後まで、お読みくださり、ありがとうございました~!


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