見出し画像

豊かであれ、上質であれ

思い付きと旧友に出会うためにデンマークに旅してきた時。

自分の中で一つ新たな価値に触れてきたことがある。

上質なものは感動させるということ。

旧友とその家族の暮らしぶりを見ているとそう感じせざるを得ない気持ちになった。

友達の祖父から昔話をしていただいた。

「自分の国は常に侵略をされ続けてきた。今ですら平和になったが資源にも乏しく気候も恵まれているわけではない。でも皆で幸せになる術を身に付けた。それはお金ではなく全てはデザインをすることで幸せを掴んできた」と。

???

!!!

始めはピンとこなかったが、自分がインテリアを中心に活動してきたことに
よりハッと気付いた瞬間だった。

北欧デザインに素晴らしいものがたくさんある理由も全てが紐付いた瞬間でもあった。

矛盾しているようだけど、お金に余裕がなく、気分が落ち込み、悲しく感じている時こそ上質なものを最優先に求めるべきなのだと。

あくまでも人それぞれの価値観だと思うが間違いなく目の前の人は確かに幸
せそうである。こんなこと言ってしまうと失礼かもしれないが金銭的に余裕があるわけではないのです。ただ上質なものを周りに置き、上質な空間に身を置き、それらを通して癒されているのです。

いつぞやか自分も幸せな気分になり、再度デザインの大切さを認識させられた。

上質なものの役目とは、五感を刺激し感動させるということ。

この素晴らしき国を通して確かな価値に触れることができた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?